【写真】熱血妖怪・孫悟空から“日本一の最低男”へ…2024年の香取慎吾
お笑いコンビ・ウッチャンナンチャンとしてだけでなく、2017年から2020年まで4年連続で「NHK紅白歌合戦」(NHK総合)の司会を務めるなど国民的MCの一人としてもお茶の間に広く愛される内村光良。その一方で、ドラマや映画でスタントなしでアクションシーンを演じてきた身体能力の持ち主でもある。2月6日(木)まで第1話がFOD・TVerで無料配信中の香取慎吾主演ドラマ「西遊記」(フジテレビ系)でも、その実力を発揮している。
■猪八戒にマウント、孫悟空に小言…
誰もが知る中国・明の時代の冒険譚を坂元裕二の脚本でドラマ化した「西遊記」。深津絵里演じる三蔵法師が、1日目に内村演じる沙悟浄、2日目に伊藤淳史演じる猪八戒、そして3日目に香取演じる孫悟空と出会い、彼らとともに天竺を目指していく痛快アクションファンタジーだ。
三蔵法師の一番弟子が、内村演じる沙悟浄。決して面倒見のいいタイプではなく、第1話序盤で一行が灼熱の砂漠を行くシーンでは、悟空から「喉が渇いた。水が飲みたい!」とせがまれ「新入りに飲ませる水などない。俺だって乾いておる!」と逆ギレ。なにかと八戒にマウントをとり悟空に小言を浴びせる一方で、誰よりも三蔵法師と仲間を信頼し、ピンチには助けに入るなどツンデレ具合が絶妙なキャラクターだ。
■香取慎吾も「内村さんとのアクションは気持ちいい!」
そして、淡々としたキャラクターからは想像できないほどに体のキレが抜群。FODで独占配信中の第6話では、悟空とパンチや蹴りを交互に叩き込む激しい対面アクションを披露している。
悟空が繰り出す回し蹴りを回転しながら避け、力に任せて投げ飛ばされても跳び前転で勢いを殺しながら華麗に受け身をとる悟浄。悟空の隙を見てすかさず高さのある空中回転蹴りを叩き込む姿も、40代とは思えないキレの良さだ。
20代の頃はバク転も難なくこなし、その後もジャッキー・チェンのアクションパロディを披露したり、主演映画「七人のおたく cult seven」(1992年)でブルース・リーに憧れる格闘技おたくを演じたりとアクションへのあくなき挑戦を続けてきた内村。何気なく挟まれた「西遊記」第6話の悟空と悟浄の対面アクションシーンにも、その片りんが見て取れる。
「西遊記」での内村については、香取も後に「内村さんとのアクションシーンはうれしかったという気持ちもあるし、すごく気持ちいいの!」と語っていたほど。痛快な勧善懲悪ストーリーはもちろん、そんなアクション面の見どころも多い作品だ。
「#ドラ活 浸れ、超自分的ドラマ生活。」では人気ドラマを順次、FOD・TVerにて無料公開中。2月は堂本剛主演のゆる探偵シチュエーション推理劇「33分探偵」(2008年)、イヤミスの女王・湊かなえ脚本×長澤まさみ主演のミステリー「高校入試」(2012年)、上戸彩主演でキャビンアテンダントを目指すヒロインの奮闘を描く「アテンションプリーズ」(2006年)、1966年の青春ドラマを妻夫木聡、瑛太、満島ひかりらでリメイクした「若者たち2014」(2014年)などがラインナップされている。
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