2月4日(火) 21:20
株式会社インテージが実施した「バレンタイン」に関する調査結果によると、2024年におけるバレンタインの予算平均(女性)は5024円でした。2023年の調査では3750円だったため、1300円ほど増加しています。
バレンタインチョコを贈る相手によって、予算はそれぞれ違います。本項では同調査をもとに、友チョコをはじめとして、バレンタインチョコを贈る相手別に予算平均を見ていきましょう。
友だちへチョコを贈る「友チョコ」の予算平均は、1298円です。友チョコの場合、多くの友だちに価格の安いものを配るケースや、親しい友だちに値段が高いものを贈るケースなどさまざまでしょう。
本命チョコをバレンタインに贈る場合の予算平均は3222円と、いずれの種類のチョコよりも高い結果です。
義理チョコの予算平均は970円で、本命チョコに比べると3分の1程度の予算で選んでいる人が多いようです。
家族チョコの予算平均は、1575円でした。夫・親・兄弟など、家族にチョコをプレゼントする人も多くいます。同調査では、44.7%の人が家族チョコを贈ると回答していて、もっとも多い割合となりました。
世話チョコの予算平均は、1240円でした。世話チョコとは、お世話になった人に対して贈るチョコを指します。職場の上司など日頃お世話になっている人に渡すもので、義理チョコよりも気持ちがこもっているといえるでしょう。
自分チョコの予算平均は、1766円でした。自分へのごほうびとして、自分にチョコを贈ることを自分チョコといいます。普段は選ばないような高級なチョコを自分のために購入するため、予算も比較的かけている傾向です。
バレンタインチョコの予算は人それぞれではあるものの、友チョコを配る人数によっては費用負担が大変だと感じる人もいます。その場合は、バレンタインチョコの費用をおさえる工夫をしましょう。
本項では、バレンタインチョコの予算をおさえる方法を3つ紹介します。少しでも友チョコの予算をおさえたいと考えている人は参考にしてください。
手作りチョコを用意することで費用をおさえられます。しかし、手作りの注意点としては、材料費やラッピング費でかえってお金がかかることもある点です。事前に材料費やラッピング代を計算して、予算オーバーをしないか確認してから購入してください。
また、生クリームではなく牛乳を使うレシピを選ぶなど、家にある材料で作れるレシピを選ぶのもよいでしょう。新たに購入しなくて済むため、さらに予算をおさえられます。
チョコを購入する場合は、ノーブランド・アウトレット・ふるさと納税などを活用するのも安く済ませる方法です。デパートなどで購入すると値段が高くなるため、できるだけ安く購入できる場所を選んで費用をおさえるようにしましょう。
高価なチョコを贈るだけが、バレンタインではありません。費用をおさえたチョコであっても手紙を添えるなどして、友だちに感謝の思いを伝えるとよいでしょう。
バレンタインチョコの予算平均は5024円、友チョコの予算平均は1298円でした。相手や配る人数によって予算は変わるため、無理のない費用で友だちに日頃の感謝を伝えてください。予算が足りない場合は、手作りをする・購入先を選ぶ・手紙などを添えるなどして、工夫するとよいでしょう。
株式会社インテージ バレンタインに関する調査
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
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