マーベル・スタジオ劇場公開最新作『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』の日本版声優として、“新”キャップの前にレッドハルクと化して立ちはだかる米大統領ロス(ハリソン・フォード)役に村井國夫、新キャラクターである元ブラック・ウィドウのルース役に潘めぐみが決定。そして、すべてが謎に包まれた役柄サミュエル・スターンズ役で森川智之の約17年ぶりの続投も決まった。
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マーベル・スタジオ劇場公開最新作『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』の日本版声優として、“新”キャップの前にレッドハルクと化して立ちはだかる米大統領ロス(ハリソン・フォード)役に村井國夫、新キャラクターである元ブラック・ウィドウのルース役に潘めぐみが決定。そして、すべてが謎に包まれた役柄サミュエル・スターンズ役で森川智之の約17年ぶりの続投も決まった。
本作の主人公は、初代キャプテン・アメリカことスティーブ・ロジャースから最も信頼され、『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)のラストでヒーロー引退を決めたスティーブから“正義の象徴”である盾を託されたサム・ウィルソン(アンソニー・マッキー/日本版声優・溝端淳平)。
元々は軍所属の一般兵士で超人的なパワーを持たないサムだが、正義の象徴キャプテン・アメリカの重圧を背負うことを決意し、“正義の盾”を掲げ、“鋼の翼”で空を駆け巡り、強大な敵へ立ち向かっていく。ある日、米大統領ロスが開く国際会議でテロ事件が発生。それをきっかけに生まれた日本を含む各国の対立が、世界大戦の危機にまで発展していく。
混乱を食い止めようとするサムにレッドハルクへ変貌して襲いかかるロスを演じる村井は「インディ・ジョーンズ」シリーズなどの映画で約40年もの間ハリソンの声を務め、ハリソンもお墨付きのレジェンドだ。
今回の決定について、村井は「前のインディ・ジョーンズの最終章でハリソンさんとの関係もこれで終わりかなと思ったら、こういうふうに新しい作品をやることができて、それも元気なハリソンさんの姿を見て驚きました。本当に元気で、とても素敵な表情で、ああすごいな、まだこんなに元気なんだって。僕が80でハリソンさんは82歳ですか。その姿を見て、やっぱり勇気づけられたし、まだまだ頑張らなきゃなというふうに思いました。今回の作品はとても意味深いものでした」と感慨を語った。
MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)初参戦のハリソンは、レッドハルクに変貌した途端、噴火のような咆哮(ほうこう)をあげ、すべてを一ひねりでなぎ倒す最強のパワーを持つ、今までになく凶暴な役を務めている。果たしてこの暴走をサムは止めることができるのか。そして世界を巻き込んだその戦いの裏には、恐るべき陰謀が隠されていて―。
そして、ロスの側近の政府高官を務めるルース(シーラ・ハース)を演じるのが潘めぐみ。ルースという人物は、ナターシャ・ロマノフと同じ元“ブラック・ウィドウ”で、圧倒的な戦闘能力、作戦遂行能力を誇る。
潘は「ブラック・ウィドウは、タフな精神力を持ちながらも、自分以外の誰かのためを想い、繋ぎ止め、自らの命を懸けて真っ当しようとする…そんな印象を抱いています。ルースは、そんな元ブラック・ウィドウとのことですが、彼女のフィジカルやメンタル、ふとした表情感にも、その繋がりを垣間見ることが出来ました」と説明。現時点では敵か味方かさえも不明なミステリアスなルースは物語にどんな波乱をもたらすのか。
さらに、謎に満ちた存在がもうひとり…。『インクレディブル・ハルク』(2008)にも登場した男サミュエル・スターンズ(ティム・ブレイク・ネルソン)だ。
森川は約17年ぶりに再演するサミュエルというキャラクターについて、「いま私が言えることはただひとつ、サミュエル・スターンズの吹き替えを再び務めることのみです!本当はファンの皆さんにアツく多くを語りたいです・・・彼がどう物語にかかわって来るのか・・・もう劇場で確かめてもらうしかないです。よろしく!」とそのトップシークレットぶりを語った。
スティーブ・ロジャースに匹敵するほど友情に厚く、冷静な判断力に優れた切れ者で、盾と翼を駆使した高い戦闘力を誇るサムは、今後の「アベンジャーズ」シリーズでもメインヒーローを務めると言われている。
村井は「とても美しい。それでやっぱりスマートだし。セリフなんか聞いてても実にいい感じですね。だから、そういう意味では本当にニューヒーローとして、これからずっとおやりになっていくでしょう」、潘は「盾と翼は、彼の心根にも寄り添ってくれているような気がします。誰かのために駆けつけ、断ち切り、守るための戦う力というか。そして、どんなときも彼を信じたくなる。そんな人間力も魅力的です」、森川は「もし一緒に戦うようなことがあれば、喜んで背中を預けられる、信頼できる魅力的なキャラクターだと思いますし、戦い方もスピーディーでスタイリッシュ!それに冷静でもあるので、皆を引っぱりまとめるリーダー的な存在ではないでしょうか」と、それぞれ新キャップへの熱烈なコメントを寄せている。
果たして、キャプテン・アメリカは“世界の暴走”を止めることができるのか。各国の対立は混迷を極め、平岳大演じる日本の首相・尾崎の思惑も絡み合っていくが―。
映画『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』は、2月14日より全国公開。
※日本版声優のコメント全文は以下の通り。
<コメント全文>
<サディアス・ロス(レッドハルク)役:村井國夫>
●ハリソン・フォード氏の吹替を担当することが決まった際の率直な気持ち
前のインディ・ジョーンズの最終章でハリソンさんとの関係もこれで終わりかなと思ったら、こういうふうに新しい作品をやることができて、それも元気なハリソンさんの姿を見て驚きました。本当に元気で、とても素敵な表情で、ああすごいな、まだこんなに元気なんだって。
僕が80でハリソンさんは82歳ですか。その姿を見て、やっぱり勇気づけられたし、まだまだ頑張らなきゃなというふうに思いました。
今回の作品はとても意味深いものでした。
●MCU初出演のハリソン氏の演技を見てどのようなことを感じたか?
前のインディの時もそうだったんですけど、若い時のインディのシーンがあって、昔こんなの撮ってたのかと思うぐらいに違和感がなくて、素敵で、若い頃のインディがそこに再生されてて、やっぱりアメリカのそういった撮影の技術というものを、素晴らしいなと思いながら見てました。ハリソンさんも本当に元気だなと思って羨ましかったです。
僕は声だけのお手伝いですが、やっぱりそれに負けないように、声にも張りを持って一生懸命頑張ってやりました。
●村井さんの思う、新キャプテン・アメリカことサム・ウィルソンの魅力
やっぱりまずは、美しいということですね。とても美しい。それでやっぱりスマートだし。セリフなんか聞いてても実にいい感じですね。だから、そういう意味では本当にニューヒーローとして、これからずっとおやりになっていくでしょう。有名で人気あるアメリカン・コミックの作品ですから。やっぱり美しさっていうのは素敵だと思いますね。その美しさにうっとりしながら見てました。
<ルース・バット・セラフ役:潘めぐみ>
●ルース役を担当することが決まった際の率直な気持ちと、潘さんの“ブラック・ウィドウ”に対するイメージ
大変光栄ですし、とても有難いことだと感じています。一度、成就したと思われた夢が、再びこうした形で叶うなんて思ってもみませんでした。
ブラック・ウィドウは、タフな精神力を持ちながらも、自分以外の誰かのためを想い、繋ぎ止め、自らの命を懸けて真っ当しようとする…そんな印象を抱いています。
ルースは、そんな元ブラック・ウィドウとのことですが、彼女のフィジカルやメンタル、ふとした表情感にも、その繋がりを垣間見ることが出来ました。
●潘さんの思う、新キャプテン・アメリカことサム・ウィルソンの魅力
思いやりの人だなぁというふうに思っています。盾と翼は、彼の心根にも寄り添ってくれているような気がします。誰かのために駆けつけ、断ち切り、守るための戦う力というか。そして、どんなときも彼を信じたくなる。そんな人間力も魅力的です。
<サミュエル・スターンズ役:森川智之>
●サミュエル・スターンズについて言えること
いま私が言えることはただひとつ、サミュエル・スターンズの吹き替えを再び務めることのみです!本当はファンの皆さんにアツく多くを語りたいです・・・彼がどう物語にかかわって来るのか・・・もう劇場で確かめてもらうしかないです。よろしく!
●森川さんの思う、新キャプテン・アメリカことサム・ウィルソンの魅力
新しいキャプテン・アメリカ、サムはとても責任感が強く、情に厚い人物ですね。もし一緒に戦うようなことがあれば、喜んで背中を預けられる、信頼できる魅力的なキャラクターだと思いますし、戦い方もスピーディーでスタイリッシュ!それに冷静でもあるので、皆を引っぱりまとめるリーダー的な存在ではないでしょうか。
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