【写真】「奇跡の兄弟」で謎の少年を演じるペ・ヒョンソン
借金を抱えた作家志望の男性と、特殊な能力を持つ謎の少年が織りなす奇跡のヒューマンミステリードラマ「奇跡の兄弟」(全32話)。動画配信サービス・Huluでは、1月1日より本作の見放題配信がスタート。そこで今回は、本作の第1話のあらすじと見どころを紹介していく。
■実力派俳優・チョンウが主演を務める「奇跡の兄弟」
韓国の放送局・JTBCにて2023年に放送された「奇跡の兄弟」。売れない作家志望の男性と、その前に突然現れた謎の少年が出会ったことで物語が動き出す。一つの小説を巡って複数のストーリーが絡み合い、やがて奇跡を作り上げる過程を描いている。
そんな本作は、ドラマ「学校」シリーズの脚本を最初に手掛けたキム・ジウと、「学校2」の演出を務めたパク・チャンホンのコンビが再びタッグを組み制作された。
作家志望の男性・ドンジュを演じるのは、ドラマ「最高です!スンシンちゃん」や「応答せよ1994」などに出演する実力派俳優のチョンウ。そして、ドンジュのもとに現れた謎の少年を、ドラマ「京城クリーチャー」シーズン2や「組み立て式家族~僕らの恋の在処~」などに出演するペ・ヒョンソンが演じている。
■ドライブ中に少年を轢いてしまった不運な男性…第1話あらすじ
主人公は、配送のアルバイトをしながら作家を目指しているものの、なかなか芽の出ないドンジュ(チョンウ)。母親が酒気帯び運転で交通事故を起こし示談金が必要になるなど、不幸が続いていた。
そんなドンジュはある晩、車を運転していると、人気のない道路で突然目の前に飛び出してきた少年(ペ・ヒョンソン)を轢いてしまう。少年はすぐに病院へと運ばれ、懸命な処置が施されたが、心肺停止状態になり死亡が確認された。しかしその直後、少年から“兄さん”と呼びかけられたような気がしたドンジュ。不思議に思い近づくと、少年は急に息を吹き返す――。
少年の身元を調べるため、ドンジュはこの事件の担当刑事から少年の所持品を提出するように言われる。ドンジュが帰宅し、少年が持っていたリュックを開けてみると、その中には、どうやら未発表である小説の原稿が入っていた。迷った結果、ドンジュはある人物のもとへ原稿を持って行き――。
■気迫あふれる親子の掛け合いに注目
第1話では、ドンジュと少年が直接かかわる前のエピソードが描かれた。中でも注目したいのは、ドンジュ役のチョンウと母親役のソ・ヒジョンによる見事な演技合戦だ。
ドンジュが事故を起こす前に、母親の酒気帯び運転の現場へと駆け付けるシーンがある。ドンジュは母親の実刑を防ぐため、刑事である友人のアドバイス通り1500万ウォンの示談に応じることとなった。大金を必死に工面しようとするドンジュだったが、当の母親は「年を取った母親を理解できないの?」と開き直った様子。ここから怒りに火が付いたドンジュは、母親と激しい言い合いに発展する。
ドンジュを演じたチョンウは数々の作品で名を馳せる名優だが、母親役を演じたソ・ヒジョンも「秘密」や「太陽を抱く月」など、これまで数多くの作品に出演してきたベテラン女優。一連のシーンでは、まるで本物の親子喧嘩を見ているような迫力のあるやり取りが繰り広げられる。感情があふれ出した2人の言葉や表情は非常にリアルで、見どころの一つと言えるだろう。
また、第1話ではまだ出演シーンが少ないペ・ヒョンソン演じる謎の少年も、少ない見せ場ながらしっかりとその存在感とオーラを放っている。第2話以降で、彼はドンジュとどのように絡んでいくのか…スピード感ある展開で進む“奇跡”の物語に注目だ。
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