【写真】歴史に残る名シーン…オビ=ワンとアナキンによる激しいライトセーバー戦
1月26日は“レジェンド声優”森川智之の誕生日。このたび、森川が誕生日を迎えることにちなみ、彼が「スターウォーズ」シリーズで演じたオビ=ワン・ケノービ、ジョッド・ナ・ナウッドの活躍などを紹介する。(※以下、作品のネタバレを含みます)
■SWファンからも愛される森川智之
森川は、1999年に公開された「スター・ウォーズ/ファントム・メナス(エピソード1)」以降長きにわたってユアン・マクレガー演じるオビ=ワンの声優を務めるほか、オリジナルドラマシリーズ「スター・ウォーズ:スケルトン・クルー」では、ジュード・ロウ演じる“フォースを操る謎の男”ジョッドの吹替も務めている。
森川自身も「スター・ウォーズ」の大ファンで、シリーズ作品のイベントや配信番組に度々私物のライトセーバーを持参して披露しており、SWファンからも愛されている。
■“伝説のジェダイ・マスター”オビ=ワン・ケノービ
森川は、ユアン・マクレガー演じる伝説のジェダイ・マスター、オビ=ワンの吹替声優を、新三部作の映画「スター・ウォーズ/ファントム・メナス(エピソード1)」(1999)、「スター・ウォーズ/クローンの攻撃(エピソード2)」(2002)、「スター・ウォーズ/シスの復讐(エピソード3)」(2005)、そしてオリジナルドラマシリーズ「オビ=ワン・ケノービ」(2022)で担当。
オビ=ワンはアナキン・スカイウォーカーをパダワン(弟子)としてジェダイに育て、またその息子であるルークをジェダイの道へと導く、シリーズでも最も重要なキャラクターの一人。
「スター・ウォーズ/新たなる希望(エピソード4)」よりも前の時代を描く新三部作では、強大なフォースをもつまだ幼いアナキンと出会いジェダイとして育てることを決意するところから、ダークサイドに堕ちダース・ベイダーと化すアナキンとの悲しき決別までが描かれる。
特に「シスの復讐」で描かれた、固い絆で結ばれていたはずのアナキンとの激しいライトセーバー戦の末にオビ=ワンが「弟だと思っていた。愛していた!」と悲痛に言い放つシーンは「スター・ウォーズ」の歴史に残る名シーンとなっている。
■森川智之が語ったオビ=ワンへの想い
「オビ=ワン・ケノービ」では、アナキンがダース・ベイダーになってしまったことに対する深い悲しみと罪悪感を胸に抱えながら、ジェダイ狩りから身を守るため身分を隠して生きていたオビ=ワンの“その後”の物語が描かれる。
同作の配信当時、森川は「僕の声優人生においても特別な存在であるキャラクター、オビ=ワン・ケノービがついに主人公になるなんて感無量です」とオビ=ワンへの想いの丈を語った。
「オビ=ワンとダース・ベイダーの共演が観られたら、もう本望ですよ、思い残すことはございません!めちゃくちゃうれしいですね!世界中のファンが歓喜の涙を流すのではないでしょうか」と熱弁していたが、その言葉通り「シスの復讐」以来、初めてオビ=ワンとダース・ベイダーのライトセーバーでの死闘が繰り広げられた。
■“フォースを操る謎の男”ジョッド・ナ・ナウッド
オリジナルドラマシリーズ最新作「スター・ウォーズ:スケルトン・クルー」(2024)で森川が吹替を担当しているのは、俳優ジュード・ロウが演じ物語のカギを握る“謎のフォース使いの男”ジョッド・ナ・ナウッド。
本作の舞台はダース・ベイダー亡き帝国崩壊後、平和と正義の守護者<ジェダイ>がおとぎ話となった時代。平和で安全な星アト・アティンから広大で危険な銀河に迷いこみ、迷子になった“4人の少年少女たち”はフォースを操る“謎の男”ジョッドと出会い、乗組員チーム<スケルトン・クルー>を結成する。
星図を探して知らない惑星を巡ったり、荒くれ者の海賊たちに立ち向かったりと、普通だったはずの少年少女たちは故郷を目指す壮大な冒険の中で、予期せぬ友情を深めながら少しずつ成長していく。
■森川智之が語るジョッドの魅力
森川はジョッドについて「ジョッドが子供たちとの冒険とどう絡んでいくのか、彼はジェダイで味方なのか?それとも敵なのか?なぞな部分の多いジョッドです。信用ならない彼を演じるのはとても楽しかったです」とその魅力を語った。
故郷を目指す冒険の中で未熟な子どもたちに生き抜く術や考え方を教え説く一面もあれば、数々の偽名をもちジェダイが悪に立ち向かうために使う正義の武器であるはずの“ライトセーバー”で人を脅す非道な姿も描かれており、そんなジョッドの存在は、新しい「スター・ウォーズ」の物語を描く本作の魅力のひとつとなっている。
森川は「新しく『スター・ウォーズ』の世界が広がりました!それも今回は子供たちが主人公です!『スター・ウォーズ』を映画館で観た40年以上前、私も子供でした。いつも夢と希望を与えてもらっていますし、今も心は少年のままのおじさんかな?さあ、みなさんと一緒に『スケルトン・クルー』で新たな冒険の旅に出かけましょう!」とファンに熱烈なメッセージを送った。
なお、各「スター・ウォーズ」シリーズ作品はディズニー公式動画配信サービスDisney+(ディズニープラス)にて配信中。
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