5000万部超えのベストセラーを映像化、雄大な景色も見どころのファンタジー・ロマンス巨編「アウトランダー」を紹介

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5000万部超えのベストセラーを映像化、雄大な景色も見どころのファンタジー・ロマンス巨編「アウトランダー」を紹介

1月25日(土) 3:00

「アウトランダー」より
【動画】世界的ベストセラー小説が原作の「アウトランダー」シーズン7 後半(第9話~第16話)予告編

全世界で推定販売部数5000万部を超えたベストセラーを映像化した、大人のファンタジー・ロマンス巨編「アウトランダー」。動画配信サービス・Huluでは、シーズン1~シーズン7前半に加え、1月21日よりシーズン7後半の第9話~第16話の独占配信もスタートした(※以降、毎週火曜日に1話ずつ追加配信)。そこで本記事では、名だたる賞を獲得した同ドラマのあらすじや見どころについて紹介していく。

■「サターン賞」受賞、大胆で甘美なラブシーンが描かれる「アウトランダー」

ダイアナ・ガバルドン氏のベストセラー小説『時の旅人クレア』を、「GALACTICA/ギャラクティカ」や「スター・トレック」シリーズなどを手掛けてきた“SFドラマ界の巨匠”ロナルド・D・ムーアによって映像化されたドラマ「アウトランダー」。大胆かつ甘美なラブシーンや、スコットランドの雄大な景色に酔いしれる映像美が注目を集めた。

2024年には“SF、ファンタジー、ホラー作品のアカデミー賞”と言われる「サターン賞」のテレビ部門にて、最優秀アクション/スリラーテレビシリーズ賞、最優秀主演女優賞を受賞するなど、輝かしい功績を残している。

物語は、看護師のクレア(カトリーナ・バルフ)がひょんなことから200年前にタイムスリップしてしまうことから始まる。そして未来に戻る方法を模索しているうちに、彼女はスコットランド戦士と結婚させられることに…。

現代と過去の愛と運命に翻弄されながら、激動の時代を生きていくクレアの奮闘がドラマティックに描かれている。そしてシーズン7後半では、アメリカ独立戦争という動乱の時代が描かれる。
「アウトランダー」キービジュアル


■夫とのハネムーン中に突然200年前にタイムスリップ…シーズン1第1話あらすじ

第二次世界大戦がようやく終わり、看護師のクレア(カトリーナ・バルフ)は夫・フランク(トビアス・メンジーズ)とともにスコットランドに2度目のハネムーンへ向かった。クレアが宿泊先の宿主とお茶を楽しんでいる際、何気なく“茶葉占い”や“手相占い”をしてもらう。その占いでは“見知らぬ人と出会う”“結婚線の先が2つになっている”という結果が。

これを“予言”のように感じたクレアは早々に宿に戻る。しばらくして宿に戻ったフランクは、窓からクレアの様子を伺う一人の男性の存在に気付く。その男性はフランクが声をかけるとすぐ過ぎ去っていったが、その際に気配を感じず、彼は忽然と姿を消すのだった…。

翌朝、村はずれの古代のストーンサークルにこっそり足を踏み入れた2人。そこで見た植物のことが気になったクレアは、再度一人でストーンサークルを訪れる。すると、一つの石から何やら気配が。クレアがその石にそっと触れてみると、そのまま意識を失う。

その後クレアが目を覚まし周囲を見渡したところ、銃を持った兵士たちが慌ただしく走る様子を目にする。そして、驚いたクレアが逃げた先には、フランクにそっくりな風貌の男性が。“ジョナサン・ランダル”と名乗るその男性は、クレアのことを怪しみ襲い掛かる。そこへ現れたスコットランドの戦士に助けられたクレアだが、今度はそのまま彼らの小屋へ連れていかれてしまった。

小屋には関節が外れてしまったジェイミー(サム・ヒューアン)という戦士がいた。彼に荒療治を施すほかの戦士たちを見かねて、クレアは看護師として適切な処置を施す。これを機にジェイミーと同じ馬で移動をすることとなったクレア。しかし小屋の外には町や電灯がなく、彼女は“ここは20世紀ではない”ということに気付くのだった――。

■主演を務めるカトリーナ・バルフの演技に注目

第1話では、主人公のクレアが旅行を楽しんでいたところ、突然過去にタイムスリップするという、物語のプロローグが描かれた。そんな第1話で注目したいポイントの一つは、主人公・クレアの“二面性”だ。

夫との旅の最中、クレアは「植物を摘みに行くのを付き合ってほしい」とフランクを誘うが、「牧師と約束がある」と断られるシーンがある。しかしクレアは腹を立てることなく「とっても面白そう」と笑顔を見せる。夫のやりたいことを尊重する姿や植物に興味をもつ姿などから、落ち着きのある聡明な女性を印象付けていた。

一方、200年前にタイムスリップしてからは、怪我をしたジェイミーや、現代にあるはずの適切な医療器具がない場面に遭遇すると、「このくそったれ」「少しでも動いたら絞め殺すわよ」と、感情をむき出しにして怒りをぶつける姿が…。

穏やかで落ち着いた雰囲気の中に、勇敢で熱い一面を持ちあわせているクレア。そんな二面性を見事に表現したのは、アイルランド出身のモデルで、2011年に女優デビューを果たしたカトリーナ・バルフ。これまで映画「スーパーエイト」への出演や、「大脱出」でアーノルド・シュワルツェネッガーとの共演経験もある彼女。ジェイミーと深くかかわることでクレアの中にどのような感情が芽生え、それを彼女がどう表現するのか注目だ。

また、「スター・トレック」などを手掛けたテレビ界のヒットメーカー、ロナルド・D・ムーアが映像化の際にこだわった、スコットランドの雄大な景色も迫力満点。次々と飛び出す美しい風景には思わず目を奪われる。



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