【写真】背中合わせで並び立つ膝丸(上村吉太朗)と髭切(中村莟玉)
2024年に公開されたシネマ歌舞伎「刀剣乱舞 月刀剣縁桐」が、2月2日(日)夜6時半からCS放送「衛星劇場」でテレビ初放送される。
■古典歌舞伎を基にした演出と斬新な演出が話題に
審神者と呼ばれるプレーヤーが刀剣の付喪神である刀剣男士を成長させ、歴史改変を企む時間遡行軍との戦いに挑む、ゲーム「刀剣乱舞 ONLINE」。
その「刀剣乱舞」が新作歌舞伎として、2023年7月東京・新橋演舞場で上演されると、二役の演じ分けや義太夫を用いた場面など、古典歌舞伎を基にした演出と斬新な演出の数々が大きな反響を呼んだ。
将軍足利義輝が暗殺された「永禄の変」を主題にして、“歌舞伎”と“刀剣乱舞”が融合した話題の舞台を、臨場感あふれる映像と音響のシネマ歌舞伎で楽しむことができる。
■「刀剣乱舞 月刀剣縁桐」あらすじ
時は西暦2205年。室町時代後期の歴史を改変するために時間遡行軍が出撃した報告を受け、審神者は三日月宗近(みかづきむねちか)、小烏丸(こがらすまる)、髭切(ひげきり)、膝丸(ひざまる)、同田貫正国(どうだぬきまさくに)、小狐丸(こぎつねまる)の六振りを呼び出し、永禄年間(1558~1570年)に向かわせる。
しかし、三日月宗近は逡巡する様子を見せる。実は時の将軍・足利義輝は、三日月宗近の最初の主であったとも、その愛刀であったとも伝わるためである。
やがて永禄の世に顕現した刀剣男士たちは、足利義輝や紅梅姫、執権の松永弾正、久直親子たちと交錯しながら、歴史を守るための戦いに身を投じていく。
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