【俺だけレベルアップな件】作品を底上げする坂 泰斗の演技を上田麗奈が賞賛!

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【俺だけレベルアップな件】作品を底上げする坂 泰斗の演技を上田麗奈が賞賛!

1月17日(金) 12:00

全世界累計143億Viewのメガヒットを記録する韓国発のハイスピードアクションファンタジーを原作に、2024年1月に放送され、大きな話題を呼んだTVシリーズの続編『俺だけレベルアップな件 Season 2 -Arise from the Shadow-』の放送がついにスタート!自分だけがレベルアップする能力を手に入れ、最弱から最強に駆け上がっていくE級ハンターの水篠 旬は、影の軍団を使役する”影の君主”として新たな力を使って、さらなる強敵との戦いに挑んでいくことになる。今回は主人公の水篠 旬役を演じる坂 泰斗と、S級ハンターとして活躍する向坂 雫役の上田麗奈に、Season2での収録エピソードや見どころを聞いてみた。

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――どんなことを意識しながらSeason2のアフレコに臨まれたのでしょうか?
坂Season1のアフレコは、旬が最弱のE級ハンターだったということもあって、泥まみれというか死に物狂いというか、自分の中にある感情を、とにかくぶつけて食らいついていきながらの収録でした。でも、レベルアップの能力や”影の君主”といった強大な力を手に入れたSeason2では、ある程度心の余裕ができ、相手の行動や言動を落ち着いて受け止めることができるようになっていきました。そういった心の変化みたいなものは演技に反映させるようにしたつもりです。

――Season1の頃から、どのように演技を変化させていったのでしょうか?
坂自分では「こういう風に演技に変化をつけていこう」というプランニングはあまりしていなくて。その場の心の変化や、立ち位置の変化に合わせて演じるというよりは、旬として、そのまましゃべっていたら自然に変わっていった気がしています。Season2では周囲と絡み合うようになったことで、少し緊張がゆるんだコミカルなシーンも生まれるようになったので、そこは旬に生まれた心の余裕みたいなものを、そのまま出すように掛け合いをさせてもらいました。

――雫についてはいかがですか?
上田雫は、クールな表情を崩さず、ハンターとしての強さ故に、周りから一目置かれているキャラクターです。Season1ではその雰囲気のまま演じていたところがありました。でもSeason2では旬と絡むシーンが増えたこともあってか、あまり動かないように見えた雫の心が揺れる瞬間が多く出てきて。ただ、その感情がオーバーに昂ぶる方向に膨らんでいかないよう気を付けながら演じていました。

――雫にとって旬との出会いは特別なものだったわけですか?
上田旬と出会って雫の中にときめきに近い感情が生まれるんです。でも雫は、そうした感情を上手く飲み込んだり、表に向けて発露したりすることはせず、少しずつ把握していくタイプなのかもしれません。ふたりの掛け合いでは「あまり乙女になりすぎないように」というディレクションもありましたので、そこはしっかりと気を付けながら旬とのシーンについては収録をしていった感じです。

坂ともすれば、旬と雫は絶対に交わらない強さだったり立場だったりがあったと思うんです。でも旬がレベルアップして強くなっていったことで、Season2では少しずつふたりが交差する瞬間が生まれていくことになるんですよ。そんなふたりの出会いによって、いままで見えなかった雫の表情や人間らしさが見えてくると思います。

強さだけを求める旬が進むのは暗い影の道?

――Season2では戦闘スタイルが変わったことでバトルシーンの演じ方も変わったと思います。こちらはどのように演じられましたか?
坂Season2では”影の君主”として使役する”影の軍団”に命令するといった戦い方がメインになっています。かといって旬が戦う敵は全て格上の相手なので、当然苦戦もするわけで。でも、いままでの経験やレベルアップの恩恵、自分の中にある戦いの引き出しといったものが、いまの旬にはありますので、どっしりと構えて戦うことができるようになった感覚がありました。その圧倒的な強さに見合った自信や風格みたいなものが、旬の声に自然に乗っていると感じてもらえたなら嬉しいです。

――Season2でもさらなる強さを求めていくことになるのですね?
坂そうなんですけど、強さだけを求めて突き進んでいく旬の進む道が、僕には暗い影の道に思えるんです。”影の君主”として新たな力を手に入れた旬が、今後どのような選択をしていくのかは、僕自身も気になるところではありますね。

――雫のS級ハンターとしての強さも、このSeason2では発揮されることになります。
上田S級ハンターである雫が、周りのキャラと比べて一番強いんだというのを声でも表現しないといけないシーンがあったんです。そこについては他のハンターの皆さんの熱量を受け取りつつ、強者らしくいられるよう精一杯頑張りました。映像とあわせて、説得力のあるシーンになっていたらいいなと思います。

――コミカルなシーンもあり、また違う雫の一面が見えたりもしました。
上田本人は笑わそうとしているわけではないのがまた良いですよね。そんな雫だからこそお届けできるシーンというのも、Season2では見てほしいところです。

――Season2ではS級ハンターたちを始めとした新キャラクターが続々と登場してくることになります。彼らと旬の関係についてはどんな印象を持っていますか?
坂旬が手に入れた力が強くなっていくほど、否が応でも、その存在は注目を集めていくことになります。最弱のE級ハンターとして誰からも相手にされてなかった旬に、雫をはじめとした最強のS級ハンターたちがどう関わってくるのか。彼を利用しようとしたり、気に入られようとしたり、さまざまな人たちの思惑が複雑に絡み合う中、世界が彼を中心に渦を巻き始める様子にSeason2では注目してください。

上田雫をはじめとして、他のキャラクターたちが絡んでいくことで、旬の格好良さや魅力がより伝わる感じがあるんです。なので、いろんな人と関わってほしいと思うんですけど。あまり他の人には興味がないみたいで。

坂強さだけにしか興味ないからね。でもおっしゃる通り、他の人たちがいてこそ、旬の強さが引き立つみたいな側面はあるかもしれないです。Season2では妹の葵にだけ見せていた心の緩みや、逆に心を許せないような相手に対しての緊張感というのも見えてきたので。純粋に旬の格好良さを、より強く感じられるようになりました。

戦闘描写に必須な映像と音楽の説得力

――本作の見どころをお聞かせください。
坂戦闘描写の説得力がとにかくすごいんです。凄まじいレベルの映像と音楽の説得力を要求されているはずなのに、制作陣がそれにちゃんと応えてくれていて。そこはもう間違いなく皆さんが想像している以上に楽しんでいただけるようになっています。僕らもこの映像に負けるお芝居をしてしまったらダメだと思いながら収録に臨ませていただいていました。役者ができるお芝居と、制作陣の作ってくださる映像の相乗効果で、素晴らしい作品が作れたと強く感じています。

上田回を重ねる毎に映像のクオリティもレベルアップしていき、作品ともすごくマッチしていると思っていました。お話のスケールもどんどん大きくなっていくんですけど、それと同時に絵作りも、より繊細になって、映像に込められた情報量も増えていくのがわかるんです。アクションシーンを大切に描いていきたいという制作陣の強いこだわりが伝わってきて、映像を目にするたびに頼もしく感じていました。

坂『俺レベ』がアニメーションになったからこそできるギミックが、毎回の戦闘シーンにふんだんに盛り込まれていて。限界に挑戦していると、気合いをすごく感じていました。

上田あと、キャラクターの眼力がものすごいんですよ。君主の眼になっている旬の眼力はすごいだけでなく意味深に描かれていて、いろいろ考察もはかどりました(笑)。そんな旬を演じる坂さんのお芝居も、この作品の魅力を底上げしてくれる要素のひとつになっているんですよね。素敵なお芝居と優れた映像で、リアルに旬の心の機微を描いてくれているから、きっとここまで、のめり込んで見られるんだろうなと私は思っています。

坂ありがとうございます!(笑)

――最後にファンへのメッセージをお願いします。
坂強くなり続けた果てに何が待っているのか、そこに至るまでの間に何を思うのか。そうした旬のまだ見えてない部分もSeason2を通して少しずつ見えてくると思います。登場するキャラクターや、さまざまに展開されるエピソードといった、劇中の全てが世界観を語る上で意味のある物語になっていますので、ぜひ素晴らしく説得力のある映像や音楽とともに、Season2を楽しんでいただければと思います。

上田登場するキャラクターたちそれぞれに、ドラマチックなエピソードがあるんです。私も推しキャラがひとりできちゃったんですが(笑)。皆さんも私のように応援したくなったり、共感を覚えたりといった、魅力的な誰かに出会える作品にもなっていると思いますので、ぜひ旬や雫以外のキャラクターにも注目して見ていただきたいですね。

<PROFILE>
坂 泰斗(ばんたいと)
12月18日生まれ。大沢事務所所属。主な出演作はTVアニメ『転生貴族、鑑定スキルで成り上がる』(リーツ・ミューセス)、『アンダーニンジャ』(雲隠九郎)、『お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件』(藤宮周)、『美少年探偵団』(咲口長広)ほか。

上田麗奈(うえだれいな)
1月17日生まれ。81プロデュース所属。主な出演作は『わんだふるぷりきゅあ!』(猫屋敷まゆ/キュアリリアン)、『アオのハコ』(鹿野千夏)、『わたしの幸せな結婚』(斎森美世)、『鬼滅の刃』(栗花落カナヲ)、『コードギアス 奪還のロゼ』(皇サクヤ)、『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』(ギギ・アンダルシア)、『青春ブタ野郎はサンタクロースの夢を見ない』(ミニスカサンタ)ほか。

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