【写真】立ち上がって微笑むBIGBANG・D-LITE
世界中から集まった候補生が審査により選ばれ、デビューする9人のメンバーを決めるオーディション番組「スターライトボーイズ」(Huluで配信中)。本記事では、生き残りをかけた“シグナルソングテスト”がスタートした第2話の内容や見どころに迫る。
■D-LITE(BIGBANG)、ERIC(THE BOYZ)らも出演する「スターライトボーイズ」
「スターライトボーイズ」は、アジア最大級の動画配信サービス「iQIYI」初のグローバルボーイズオーディション番組。視聴者数と視聴回数が150万回を突破するなど世界的に注目を集めており、候補生たちがスターライトアカデミーで専門的なトレーニングを受けながら、ステージ上で競い合う様子が映し出される。
番組ホストには、ドラマ「恋のゴールドメダル~僕が恋したキム・ボクジュ~」などに出演し、女優やモデルとして活躍するイ・ソンギョンが担当。ほかにも、候補生たちに技術的なアドバイスを送る“ガイダー”として、有名振付師のチェ・ヨンジュンやBIGBANGのカン・デソン(D-LITE)、元IZ*ONEのクォン・ウンビ、THE BOYZのERIC、PENTAGONのHUIなどの豪華メンバーが出演する。
■シグナルソングの公開でオーディションも本格化
第2話では、第1話でおこなわれた“レベル分けテスト”の後半の模様と、スターライトボーイズのシグナルソングのミッションがおこなわれた。
レベル分けテストの後半では、“AIビジュアル”と話題の美しいシン・チェや、ボーイズグループ・FANTASY BOYSとしてデビューした候補生も登場。「デビューした時、出発すればすべてが終わると思っていた」「だんだん観客が減っていくにつれて、たくさんの人から愛されたいと思ってしまう」といった理由で参加を決めたFANTASY BOYS。
彼らは挨拶の際にフレッシュな笑顔を見せたものの、ステージが始まった瞬間にその表情は一変。ガイダーも大興奮の迫力満点なパフォーマンスを披露した。彼らもオーディション番組を通じてデビューをしているため番組慣れしており、度胸や向上心を兼ね備えている。中でもホン・ソンミンはガイダーから「めっちゃ魅力的だった」と評価を受け、これまでの苦労が報われたような笑顔を見せていたのが印象的だった。
レベル分けテストが終わると、いよいよスターライトボーイズのシグナルソング「GOOD LUCK」が、ガイダーのERIC(THE BOYZ)による特別なパフォーマンス動画で公開された。しかし「GOOD LUCK」では候補生全員がシグナルソングステージに立てるわけではない。これから始まる全員での“入学テストミッション”を通じて第1回淘汰者が選定されてしまう…という厳しい条件が言い渡された。
これまでのオーディション番組では、候補生がグループに分けられ全員が必ず1ステージは立てることが多かったのだが、本番組ではそれ以前の“入学テストミッション”ですでに脱落者が決まってしまうのだ。
後日、候補生全員が合宿所を訪れ、これから厳しい合宿を共にする同部屋の仲間と対面する。その後、テストで分けられたレベルごとに、まずは“入学テストミッション”の中間バトルに向けて「GOOD LUCK」の練習を開始。練習でセンターに立ち、率先して練習を引っ張る候補生もいれば、振り付けがなかなか覚えられずに苦戦する候補生も現れ、そのレベルの差が浮き彫りになっていく。
そして始まった中間バトル。良いパフォーマンスをした練習生には“goodシール”、パフォーマンスが悪かった練習生には“badシール”が与えられる。レベル分けテストで“AIビジュアル”として完璧なビジュアルを披露したものの、実力不足が不安視されたシン・チェ。彼が酷評を受ける中、レベル分けテストで“ゼロスター”の評価を受けたかわいらしい顔立ちのスン・ジャーヤンは、その悔しさから中間バトルに向けて必死の練習を続け、ガイダーから思わぬ高評価を受けることになる――。
オーディション番組の醍醐味は、やはりこのような“下剋上”だ。時には酷評が下されることもあれば、悔しさをバネにして努力を重ねたスン・ジャーヤンのような候補生が報われることがある。最終的に誰が高評価を得ることになるのか、先の展開が読めない点は同番組の見どころと言えるだろう。
■苦しそうな候補生を見かねて思わず「ストップ」が…
そしてついに迎えた“入学テストミッション”当日。12人の淘汰者が出てしまうシグナルソングのポジションが決まる本ミッションでは、シグナルソングのパフォーマンスを全員でおこない、ガイダーが合格者56人呼び終わるまで踊り続けなければいけない、という非常に過酷なものだった。
ミッションが始まり次々と合格者が呼ばれる中、レベル分けテストで好成績を収めた候補生が最後までなかなか呼ばれないシーンも。「GOOD LUCK」は比較的明るく爽やかな曲であるため、大人っぽさや力強いアピールが得意な候補生が自我を出し過ぎてしまうと、ガイダーから“歌の解釈がない”と酷評を受けることになるのだ。
K-POPのパフォーマンスというのは、歌やダンスの実力だけではなく、曲ごとにしっかり解釈をして表現する必要がある。ガイダーのこの教えを理解できるかによって、大きく道が分かれる様子も見どころとして描かれる。
そして、“入学テストミッション”終盤。回数が進むにつれて候補生にも疲れが見え始め、汗だくになりながら苦しそうな表情を見せていく。すでに合格した候補生はそんな仲間に「できるできる」とエールを送ったり、中には候補生の必死な姿を見て涙を流す者もいた。
このように、ミッションを通して候補生同士に絆が芽生え始めた頃、何曲踊っても合格者が出ず、苦しそうな候補生の様子を見かねたある合格者が、思わずガイダーに“ストップ”をかけた。「話したいことがある」というその合格者がガイダーに主張した“とある言葉”をきっかけに、ガイダーのイ・スンギは大切なことを語り出す――。
候補生たちはあくまでアイドルとして活動していくためにオーディションに参加しているのであって、“合格”がゴールではない。イ・スンギの言葉は候補生にとっては厳しいようにも思えたが、それは経験者である彼だからこそ説得力のあるものとなっている。
新たなトレンドを牽引するスターへと成長していく過程を描いた本作は、動画配信サービス・Huluで過去エピソードを見放題配信中。
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