1月6日(月) 19:10
格安スマホとは、大手キャリアのスマホよりも安価な料金で利用できるスマホのことです。大手キャリアでスマホを利用する場合、3GBまでのプランであれば月に約5700円以上の費用が必要になるケースもあります。一方で、格安スマホの一番安いプランであれば、月額費用が1000円を切るものもあるため、端末代を含めたとしても、大手キャリアのスマホよりも安い料金で使用することが可能です。格安スマホは、携帯料金を抑えて利用したい人に向いているといえるでしょう。
格安スマホと大手キャリアのスマホには、どの程度の金額差があるのでしょうか。表1で格安スマホの料金と大手キャリアのスマホの料金を比較したので、参考にしてみてください。
表1
3GB利用した場合の月額料金 | |
---|---|
大手キャリアA社 | 5665円 |
大手キャリアB社 | 5478円 |
大手キャリアC社 | 6358円 |
格安スマホD社 | 2167円 |
格安スマホE社 | 990円 |
格安スマホF社 | 990円 |
※参考資料より筆者作成
3GB使用する場合、大手キャリアのスマホは平均約5800円かかるのに対し、格安スマホは平均約1400円と、月に約4400円もの差がありました。同じ通信料であれば、断然格安スマホのほうが安く利用できるといえるでしょう。
格安スマホは大手キャリアのスマホと比べて利用料金を安く抑えられることが魅力ですが、ほかにも多彩な料金プランや分かりやすいプラン形態などがある点も魅力であるといえます。その反面、大手キャリアのスマホにはほとんどないデメリットも存在します。ここでは、メリットとデメリットをご紹介します。
格安スマホでは、多くのプランが月額1000円~3000円程度で利用できるため、大手キャリアから切り替えることで大幅なコスト削減が期待できます。また、月に3GB以下のデータ容量であれば月額1000円未満というプランも多くあります。格安スマホは利用状況に合わせてプランを選べるため、選択しやすいでしょう。なお、大手キャリアの電話番号がそのまま使用できるため、電話番号を新規取得しなくてよい点もメリットであるといえるでしょう。
格安スマホのデメリットは、通信速度がやや不安定であることやこれまでのメールアドレスが使用できないことが多い点にあります。格安スマホは、スマホ利用者が多い時間帯には通信速度が遅くなる場合があるため、使用時にストレスを感じることもあります。また、大手キャリアで使用していたメールアドレスを使用できないこともあり、メールアドレスを再度取得しなければならない手間もデメリットといえるでしょう。
格安スマホは料金が安い分、通信速度が遅くなりやすいことや、これまで使用していたメールアドレスが使用できないことがあるなどがデメリットとして挙げられます。デメリットをよく理解した上で、利用を検討しましょう。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
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