日本の文化「お辞儀」で“社畜感”がダダ洩れ!?年始から頭を下げまくる日本文化が悲しい…【作者に聞く】

新年早々、こうべを垂れてスタート!?/まくべす(@maxvess3)

日本の文化「お辞儀」で“社畜感”がダダ洩れ!?年始から頭を下げまくる日本文化が悲しい…【作者に聞く】

1月7日(火) 2:00

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日本の“あいさつ”では、頭を下げる「お辞儀」が欠かせない。神様へ“二礼二拍手一礼”のお参りを皮切りに、上司へのあいさつ、取引先へのあいさつ回り…と何かと新年はこうべを垂れがち。外国人からしたら「おもしろい日本の文化」で、「Ojigi」として世界に浸透しつつある動作ではあるものの、日頃から営業先などでこうべを垂れてばかりの社畜サラリーマンにとっては、「新年からか…」と思うところもあるようだ…。
【漫画】年始からこうべを垂れまくる社畜リーマン

新年早々、こうべを垂れてスタート!?


今回紹介する漫画では、社畜サラリーマンたちが初詣で神様にあいさつをしたあと、会社で社長、そして部長に新年のあいさつをし、取引先にもあいさつに回る。ただの新年のあいさつをしているだけなのに、ひたすらこうべを垂れて、あいさつ回りを続ける社畜たちの姿が、なぜか哀れに思えてならない。

お辞儀は日本独特の文化で、西欧ではあいさつの際には相手と“握手”を交わす。手に武器を持っていない=敵意がないことを証明することで、あいさつのときの動作として浸透。日本では、同じような意味合いで、もともとは頭を下げて首を見せることで敵意がないことを現していたのだというが、主に身分が低い人から高い人へ行う動作のため、握手のような対等さや気軽さはないように思える。また、日本ではあいさつだけでなく、謝罪の際にも頭を下げる動作をするので、新年のあいさつ回りをする社畜リーマンたちに哀愁を感じるのかもしれない。
神社でも鳥居をくぐるときにも礼、社殿前でも二礼したあとに最後に一礼もする


本作「目指せ!日本一の社畜!ぬこリーマン」を描いたのは、Web広告関係の仕事をしながら、作品を執筆・公開しているまくべす(@maxvess3)さん。まくべすさんに本エピソードについて話を聞いてみた。

――本作を読んで「確かに新年は頭を下げてばかりだな」と気づきました!まくべすさんも、新年はあいさつ回りなどが大変なのでしょうか?

私自身は営業経験はないので、得意先へのあいさつというのは、直接的な体験はないのですが、会社の社長や上司に特別なあいさつをすることが社内ルールで決められていたことがあり、新年出社するとまずはあいさつ…というのはありました。

――お辞儀の文化について、どう思われていますか?

きちんとお辞儀やあいさつすることで人間関係が円滑に進むという効果もあり、日本人共通の認識としてマナーは大切なものだと考えています。ただやりすぎや囚われすぎるのはよくないなぁと思いつつも、相手が尊重している文化には、敬意を払う必要があるとも思っています。

――X(旧Twitter)などで公開されている本作ですが、どのくらいのペースでアップしていますか?

今は週2回の土日にアップすることが多いです。もっと更新頻度を上げたいのですが、本業のサラリーマンがなかなか忙しくて…!自分で無理のないペースで描いていますが、今後はもっと増やしていきたいとも思っています。

あらら…新年から小言も言われてしまった

ちなみに、お辞儀には大きく分けて「会釈」「敬礼」「最敬礼」の3種類があり、お客様や目上の人に敬意を示す際にするお辞儀は、上体を30度傾ける「敬礼」だとか。何度もペコペコお辞儀をしたりするのはマナー違反となるので、ビジネスシーンでは気をつけよう。


画像提供:まくべす(@maxvess3)


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