【写真】紙に自分の気持ちを書いて思いを伝えるアンドリュー・リンカーン“マーク”BS松竹東急(全番組無料放送・BS260ch)では“クリスマス特別企画”として、12月23日(月)・24日(火)の2日間にわたり「ブルークリスマス」と「ラブ・アクチュアリー 4Kデジタルリマスター(字幕版)」の映画2作品をノーカット放送する。本記事では、両作品のあらすじや見どころについて紹介していく。
■SFサスペンスをテーマにしたクリスマスイブの物語「ブルークリスマス」
12月23日(月)夜8時からは、1970年代後半のSF映画ブームの中公開された映画「ブルークリスマス」(1978年)を放送。
京都国際科学者会議において“UFOや宇宙人が実在する”と熱弁していた兵頭教授が突然失踪した。日本国営放送の報道部長・南(仲代達矢)は、報道局長から兵頭教授の行方を追うよう指示された、国防庁参謀本部の沖(勝野洋)は、UFO対策の特殊部隊に極秘転属を命じられる。南は週刊誌の記者・木所より、“恋人で新人女優の高松夕子が誤って包丁で手を切ってしまった際、血が青かったのを目にした”という不思議な話を聞かされていた。一方その頃、世界各地でUFOの目撃情報が飛び交っており、さらに“UFOを見た人間の血が青くなる”という噂も広まって――。
本作は、映画「スター・ウォーズ」(1978年)や「未知との遭遇」(1978年)の登場によりSF映画ブームが到来していた時代に、日本で生み出された“特撮が一切ない”異色のSFサスペンス大作となっている。ドラマ「北の国から」(1981年)などのヒットメーカー・倉本聰オリジナルの脚本を、「暗黒街の顔役」(1959年)や「独立愚連隊」(1959年)などのテンポの良い痛快娯楽作品で知られる岡本喜八監督が海外ロケも敢行しながら壮大なスケールで映画化。
UFOを目撃したり血が青色に変化した人が世界中に出現する中で、国家的謀略を痛切に描くとともに、“愛とは何か”を問うクリスマスイブの物語だ。

■19人が織りなす至福のラブストーリー「ラブ・アクチュアリー 4Kデジタルリマスター
そして12月24日(火)夜8時からは、公開20周年を記念して、テレビ初放送となる「ラブ・アクチュアリー 4Kデジタルリマスター」を放送。
物語は、クリスマスが近づくロンドンが舞台。秘書のナタリーに恋をした英国首相のデヴィッド(ヒュー・グラント)、義理の息子・サムとの関係に悩むダニエル(リーアム・ニーソン)、新曲のクリスマスソングに起死回生を賭ける元ロックスター・ビリー(ビル・ナイ)など、19人が繰り広げる“片思い”や“秘密の恋”、“運命の出会い”といったクリスマスまでに起こる9つのラブストーリーが描かれる。
本作が公開されると全世界でヒットを記録し、“観ると誰もが幸せになれるクリスマスの定番映画”として愛され続けている。ヒュー・グラントやアラン・リックマン、エマ・トンプソン、キーラ・ナイトレイら豪華俳優陣の出演に加え、ビートルズにマルーン5、マライア・キャリーなどの不朽の名曲が物語を彩る本作。立場や環境の異なる人たちが織りなす心温まる愛の物語に注目だ。
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