大人でも怖くない!ホリデーシーズンにぴったりなグリッターメイクのコツをプロに聞いてみた

大人でも怖くない!ホリデーシーズンにぴったりなグリッターメイクのコツをプロに聞いてみた

大人でも怖くない!ホリデーシーズンにぴったりなグリッターメイクのコツをプロに聞いてみた

12月18日(水) 2:10

ホリデーらしいキラキラメイクに憧れて、韓国アイドルのようにグリッターを目元にのせてみても、なんだか平成ギャル感から抜け出せず、今っぽさのない顔になってしまう筆者は、「アラサーにもなるとグリッターは難しいんだ」と使うのを躊躇っていました。そんな大人でもポイントを押さえればテクニックレスでグリッターメイクを楽しめると聞いたら、このシーズンにぜひとも取り入れてみたいですよね。

今回はコーセーのメイクアップアーティスト・石栗望さんによる大人にぴったりなグリッターメイクを体験。その様子をレポートします。

■グリッター選びのコツは色とつける位置!立体感の出やすい部分にのせるのがポイント

まず押さえておきたいのはグリッターの選び方。石栗さんによれば、仕上がりを意識した色選びが浮かずに失敗しづらくなるポイントなのだそうです。なじむくらいのキラキラ感が欲しい人はゴールドやオレンジなど、黄みがあり肌なじみの良いカラーを、肌トーンが明るい人やきらめきを目立たせたい人は、ホワイトやピンクを選ぶのがおすすめだと言います。

また、大人がグリッターメイクに挑戦するなら、のせる位置にこだわり、ハイライト効果に見えるグリッターを選ぶのもコツ。目頭や上まぶたの黒目の上あたりなど、立体感が出やすい部分につけるのがおすすめなんだそう。もっときらめきが欲しい時は、下まぶたも加えた3点にのせると、大人でも浮かないグリッターメイクが完成するのだそうです。

ここからは石栗さんに教えてもらったメイクのポイントを紹介します。

■ファンデ&フェイスパウダーだけで立体感を帯びたツヤ肌に

まずはベースメイクから。今回のグリッターメイクではツヤ肌に仕上げていきます。化粧下地いらずでカバー力とみずみずしさが特徴のクッションファンデーションを使って、肌悩みをカバーしながら頬の高いところを中心にツヤを出していきます。

ファンデーションだけでも十分な仕上がりではありますが、ツヤではなくテカリに見えがちな眉山と小鼻、フェイスラインにはフェイスパウダーをブラシでのせることで、今回の主役である目元のグリッターにより目がいくようになるのだそうです。

眉部分には、毛流れに逆らって毛の中に粉を入れ込むイメージでのせていくと、眉を描いた時によれることなくきれいに仕上がりやすくなるといいます。

たったの2ステップではありますが、ファンデーションだけで立体感のある美しいツヤ肌が完成!ポイントで抑えたフェイスパウダーによって、テカリに感じさせない自然なツヤをまとうことができました。

■アイメイクも立体感を意識!アイシャドウで骨格を引き立たせる

アイメイクでは、グリッターをいかすためにピンクとブラウンのシンプルなアイシャドウを使っていきます。まずはピンクのアイシャドウをアイホールにのせ、アイシャドウベースとして明るさを演出します。

イエベ秋の私はなかなか選ばない淡いピンクカラーですが、実際に肌にのせてみるとピンクに色づくというより、血色感と明るさを与えるハイライトのような役割に。目元のくすみが晴れてぱっと自然に明るくなりました。

続いて使用するのは一見濃そうなブラウンのアイシャドウ。このカラーを眉から眉下、鼻筋にかけて骨格を掘り起こすようなイメージでのせていきます。

眉部分にはアイブロウパウダーのようにのせていき、続いてノーズシャドウを入れるように眉下から鼻筋にかけて影を入れていくと、ブラウンが想像よりも肌に溶け込む質感だったということもあり、自然な立体感が生まれます。

ノーズシャドウはギャルっぽくなってしまうイメージがありましたが、眉下から鼻筋にかけて骨格を掘り起こすようにのせることで、やりすぎ感のないナチュラルな陰影をつけられるのだそうです。

■まつ毛は上げすぎに注意 適度な上向きまつ毛でラメを引き立たせる

アイシャドウが終わったらアイラッシュカーラーへ。アイメイクが主役になるグリッターメイクだからまつ毛をバチバチにあげる!……と思いきや、大人のグリッターメイクでは、まつ毛をあえて上げすぎないのがポイントだと石栗さんはいいます。

まつ毛を強調したうえでてラメを目立たせるとかわいい印象に見えるので、大人っぽく見せたい今回は、あえて上げすぎず、自然なまつ毛に仕上げていきます。

アイラッシュカーラーの後は、主役のグリッターへ。今回使用するのはヴィセから12月1日に発売された「3D グリッター アイリキッド」の「WT-1 ホワイトジェミィ」。ブランド史上最大粒のグリッター入りリキッドアイカラーで、多彩に輝く贅沢なきらめきが立体感のある印象的な目もとを演出します。

フタを開けてみると筆ではなく斜めカットのチップを採用しているので、先端で点置きをしたり、面を使えば広範囲に置けるなどテクニックレスでさまざまな使い方ができるのが特徴なのだそう。

まずは、上まぶたの中心(黒目の上の部分)にポンポンと置いていき、指でなじませます。チップで伸ばすのではなくポイントで置くことで、ラメがバラバラな方向にいかずにピタッと密着してくれるのだそうです。

目頭にも同様にのせていくと一気に華やかな印象に。思ったよりもグリッターをのせていないので、そこまで派手な印象は無いものの、瞬きをした時や目線を下に向けたときにさまざまな大きさのラメやパールがチラチラと輝きます。

アイシャドウで骨格を引き立てたこともあり、影色との比較でより際立って見えるグリッターがとにかくかわいい!グリッターは飾りのような存在だと思っていましたが、目が澄んでいるように見えたり、鼻筋がより際立つなど、ハイライトのような役割になるんだと新たな発見になりました。

さらに、目頭から下まぶたにチップのラインに沿ってポンポンとグリッターを置いていくと、ホリデーシーズンらしいきらびやかな目元が完成です。

続いてはアイライン。ブラックのリキッドアイライナーで目尻だけにさりげないぐらいの少し跳ね上げたラインを足していきます。

筆者のように目を開けると粘膜が見える目の形の人は、抜け感が出やすく、ラメが透けて見えてしまうことから、ブラウンのペンシルアイライナーでインラインを引くのがおすすめなのだそう。インラインで目元を引き締めたことで、グリッターの輝きがより強調されたのが分かりました。

マスカラはブラックのまつ毛を自然に際立たせるタイプのものをチョイス。束感を出すのではなくロングに見せるように扇状に伸ばしていくのがポイントなのだそうです。

アイブロウは、毛流れに沿って一本一本描き足していく程度に。描きすぎてしまうとバブリー感を彷彿とさせるメイクになってしまうので、グレーのアイブロウペンシルを使って、自然に毛量だけ増えたように見せていくのがおすすめだといいます。

足りないところをアイブロウペンシルで描き足したら、クリアタイプの眉マスカラを使って眉を立体的に仕上げ、目元のメイクの完成です。

■ラメを大人っぽく見せる深みカラーのリップ、透け感チークで顔全体に統一感を

リップメイクは、目元を引き立たせるために深みのあるワインレッドをのせていきます。ピンクだとかわいい印象に、ブラウンだと口元だけが暗くなってしまうので、大人な印象を与えるカシスのようなワインカラーがおすすめなのだそうです。

チークは、クリアな発色のレッドカラーを使用します。黒目の下あたりから外側へ幅広く広げていくことで、主張しすぎずに顔全体に統一感を与えてくれるのだそう。透け感のあるチークを使用しているからか、ファンデーションで作ったツヤはそのままに、ぽわんとした血色感が足されました。

最後にクッションファンデーションのパフを使い、パフに残ったファンデーションでチークをなじませ、密着させたらポイントメイクの完成です。

仕上げには、メイク崩れを防ぐために「メイク キープ ミスト」を使っていきます。筆者はこれまで2プッシュくらいで済ませていましたが、石栗さんによると顔全体にムラなくしっかりとのせることが大切なので5〜6プッシュ吹きかけてしっかりと固定することでメイクもちが良くなるのだそう。これは毎日のメイクでも取り入れたい!

■グリッターの輝きがきれい!でも浮かない絶妙なバランス

メイクが完成した顔を見てみると、グリッターが浮かずになじんでいる事にとにかく驚き。アイシャドウで骨格をいかしたことで、さりげなく入れたグリッターが華やかさだけでなく目の透明感や鼻筋をきれいに見せてくれます。

アラサーを迎えてから、グリッターはかわいすぎてしまうと距離を置いていましたが、アイブロウとチークで抜け感を出したり、まつ毛のインパクトを抑えたり、リップに深みを出すだけで、大人でも似合うんだと実感。シーンによってグリッターのカラーを使い分ければ日常メイクにも取り入れられるので、さらにメイクの幅が広がりそうです。

ホリデーシーズンだけでなく冬メイクがマンネリ化して悩んでいる人にも是非お勧めしたいグリッターメイク。ホリデーの特別なイベントと共に大人なキラキラメイクを楽しんでみてはいかがでしょうか?

■今回の登場アイテム

エスプリークアクアリー スキンウェア カバー3,300円 ※レフィルのみ

メイク キープ パウダー1,320円

ヴィセザ コントゥア カラー(ハイライト)SP002990円

ヴィセザ コントゥア カラー(シェーディング)BR353990円

ヴィセ3D グリッター アイリキッドWT-1 ホワイトジェミィ1,540円

ヴィセエクストラシャープ リキッドライナーBK0011,320円

ファシオまつパ級 フィルム マスカラ(極細)01 ブラック1,320円

ファシオウォータープルーフ アイブロウ (超極細芯)01 グレー715円

ヴィセブロウ リフト1,430円

ヴィセネンマクフェイク ルージュBR352 駆け引きワイン(限定色)1,540円

ヴィセ リシェフォギーオンチークス NRD4211,650円

メイク キープ ミストEX + <80mL>1,320円

※価格はすべて編集部調べです。

◇Information

コーセー公式サイト「メゾンコーセー」のSNSでは、今回紹介したメイクをはじめ、その他のホリデーメイクも紹介中。気になる方は、ぜひチェックしてみてくださいね。

Maison KOSÉ 公式Instagram(@maisonkose)

大粒グリッターがまばゆく輝く、ラメライナーメイク

https://www.instagram.com/reel/DDJvYQCy5bN/

まつ毛に星が舞い降りた、ラメマスカラメイク

https://www.instagram.com/reel/DC8B2vTS_iS/

(取材・文:吉川夏澄、写真:稲垣佑季、取材協力:コーセー、編集:錦織絵梨奈/マイナビウーマン編集部)

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