【画像で見る】個人で働くWebライターは人間関係のしがらみがない!
みなさんは今の働き方に余裕がありますか?多くの人が「もう少しゆとりがほしい」と思っているのではないでしょうか。
現在Webライターとして活躍中のゆらりさんは、体力がないうえに刺激に敏感な気質を持つことから、普通に会社員として働くことすらしんどいと思っていたそう。でも、会社員を辞め独立した今は、自分の無理のないペースで働くことが実現できています。昔の自分と同じような悩みを抱えている人に「こんな働き方があるんだよ」と伝えたい、そんな気持ちで発信しているゆらりさんに、Webライターという仕事の魅力をお聞きしました。
※本記事はゆらり著の書籍『ゆるゆる稼げる Webライティングのお仕事 はじめかたBOOK』から一部抜粋・編集しました。
■今より少しゆるく暮らせる理由
Webライターの魅力はたくさんありますが、特に伝えたいのは「Webライターになるとゆるく暮らせる」ということです。今回は次のような視点から、Webライターの仕事についてご紹介してみたいと思います。
今より少しゆるく暮らせる理由
●突発的な電話がかかってこない
●人間関係のしがらみがない
Webライターになるその他のメリット
●本名や顔を出さなくてもOK
●パソコンとネット環境があればはじめられる
■突発的な電話がかかってこない
Webライターになるとゆるく暮らせる理由は、突発的な電話がかかってこないからです。突発的な電話対応は、会社員なら誰しも経験があるのではないでしょうか。
作業を中断して頭を切り替える力。顔が見えない相手の話を聞く集中力。的確な返答をするコミュニケーション力。怒っている相手をなだめる包容力……。このように、さまざまなスキルを使って脳をフル回転させるので、電話対応はかなり大変だと思います。
一方、Webライターの仕事では、基本的に電話はかかってきません。コミュニケーションにはチャットツールやメールを使い、必要であればオンライン会議をします。もちろん、ときには急ぎの要件もあります。でも、コミュニケーションツールですぐにやり取りできる状態になっていれば、電話はかかってきません。
突発的な電話対応がないだけでも、仕事のストレスは大きく低減できます。「今より少しゆるい働き方」に近づくことができるのです。
■人間関係のしがらみがない
Webライターになるとゆるく暮らせる理由は、人間関係のしがらみがないからです。
人間関係の悩みは、仕事をするうえで避けて通れないものですよね。職場や取引先に苦手な人がいる。でもコミュニケーションを取らないといけない……。社会人なら、誰にでもこんな経験はあると思います。Webライターの仕事なら、このような負担を感じる回数を減らせます。
理由は複数あるのですが、1つは、先ほどお伝えしたように在宅で働けるからです。基本的にひとりで仕事を進めるので、他の人とコミュニケーションを取る回数が物理的に減ります。その分、苦手な人と接触する時間もなくなります。
ただ「人と話す時間が少ない」とはいえ、仕事を進めるうえで他の人とのやり取りをゼロにすることはできません。そのなかには、相性がよくない人ももちろんいます。
ここから、もう1つの理由につながるのですが、Webライターの仕事では、苦手な人と無理にやり取りをつづける必要はありません。仮に取引先や仕事仲間に苦手な人がいたとしても、対処法があるからです。
たとえば、どうしても相性が合わないのであれば、キリのいいところで業務委託契約を終えたいと申し出るのも1つの手段です。会社を退職するのと同様に、相手の業務に支障が出ないように進めれば、大きなトラブルにはなりません。会社員の場合は働く相手を選べませんが、個人で働くWebライターは相手を選べます。
人間関係のストレスをゼロにできるのは、ゆるく働きたい人にとって嬉しい点ではないでしょうか。
■Webライターになるその他のメリット
ここまで、Webライターをはじめるとゆるく暮らせる理由をお伝えしてきました。その他にも、Webライターにはいろいろなメリットがあります。
ここからは、Webライターになるその他のメリットについて、1つずつご紹介していきますね。
■本名や顔を出さなくてもOK
Webライターの仕事は、本名や顔を出さなくても進められます。Webライター初心者が登竜門として利用するクラウドソーシング(インターネット上で、企業や個人が仕事を受発注できるサービス)では、匿名やイラストアイコンでも仕事を受注できるからです。最初の会員登録時には本名や住所などの個人情報を利用しますが、あらかじめ「非公開」に設定しておけば全体には公開されません。
わたしも、Webライターになったばかりのときは匿名、かつイラストのアイコンを使って仕事をはじめました。最初のペンネームは今と同じ「ゆらり」。アイコンはココナラという仕事依頼サービスを使って、デザイナーさんにつくっていただきました。
もちろん、お客さんとのミーティングの場では顔を出し、本名もお伝えしています。ただ、インターネット上に公開されている情報では、本名や顔は積極的に出していません。それでもお客さんと信頼関係を構築でき、仕事に困ることはありませんでした。
抵抗がなければ、本名や顔写真を公開するのもアリです。情報を開示したほうが信頼度が高まるので、仕事の依頼が増えるかもしれません。ただ「オンラインで仕事をするのがはじめてなので、情報を出すのに不安がある」「まずは副業からはじめたいので匿名がいい」このような方は、無理に情報を開示しなくても大丈夫です。
■パソコンとネット環境があればはじめられる
Webライターは、パソコンとネット環境があればはじめられます。
Webライターの必需品と会社員の必需品を比べると、準備するものの多さが違います。たとえば女性の営業職なら、仕事用のオフィスカジュアルの服やストッキング、コスメ、パンプス、通勤バッグ、名刺入れ……と、準備するものが盛りだくさん。仕事をはじめるのに必要なものをそろえるだけでも大変ですよね。
一方、Webライターに必要なものはパソコンとネット環境。まずはこの2つがあれば大丈夫です。パソコンのOSはMacかWindowsどちらでも大丈夫ですが、迷ったらWindowsがおすすめです。原稿執筆にMicrosoftWordを使うケースがあるので、最初からWordが搭載されているパソコンだと安心です。
パソコンは、高額なものでなくても大丈夫。わたしがWebライターの仕事をはじめたときは、家電量販店に行って5万円ほどのLenovoのノートパソコンを買いました。ただ、使っているうちに動作の重さが目立つようになり、1年ほどでMicrosoftのSurface Proに買い替えました。今もSurfaceのノートパソコンを使いながら記事を書いています。ネット環境は家に開通している回線があれば十分です。
このように、Webライターの仕事は「チャレンジするハードルが低い仕事」と言えます。在宅で働けるので、部屋着にすっぴんでも大丈夫です!
プロフィール
ゆらり
1992年生まれ。大学卒業後にIT企業に入社し5年ほど勤務するも、HSP気質を持つことから心身のケアがうまくできず適応障害になる。会社員の働き方に限界を感じ、その後Webライターとして独立。現在は、出版社やWeb制作会社から業務委託という形で、Webコンテンツ制作、オンライン講師業などを請け負っている。2021年に出版した電子書籍『1年以内に月20 万円を達成する!マイペースにゆるく頑張りたい人向けの、Webライターとして稼ぐロードマップ』はAmazonのベストセラー入りを2年以上継続。未経験から独立した経験をもとに、ライターの仕事やフリーランスの働き方にまつわる発信活動もしている。
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