上白石萌歌『3年A組』で気づいたこと「この問題提起は、きっと死ぬまで続くんだろうな」

※上白石萌歌オフィシャルブログより

上白石萌歌『3年A組』で気づいたこと「この問題提起は、きっと死ぬまで続くんだろうな」

3月12日(火) 17:23

女優の上白石萌歌が11日にアメブロを更新。自身が出演したドラマ『3年A組-今から皆さんは、人質です-』(日本テレビ系)で演じた役について語った。

本作は、美術教師の柊一颯(菅田将暉)が高校卒業を目前に控えた3年A組の生徒たちを人質に、数か月前に自ら命を絶った生徒・景山澪奈の死の真相について“最後の授業”を行う学園ミステリーで、上白石は景山澪奈役を演じた。

ドラマの最終回放送の翌日に更新されたブログでは「3年A組 最後まで見届けていただき本当にありがとうございました!!すべてのことが繋がり、解き明かされた最終話。みなさんはどんなことを感じたでしょうか?」と呼びかけた。

また「この3ヶ月間は景山澪奈、彼女の痛みに寄り添えるよう、死について考え、向き合おうとしていました。死とは何なのか、彼女をそこまで追い詰めたものは、彼女の痛みは、心の叫びは、どれほどのものだったのか。考えても考えても、やっぱり最後までたどり着けなかった。でも必死に考えた。この問題提起は、きっと死ぬまで続くんだろうな。」と撮影を振り返った。

続けて「気づいたのです、死を考えることは生を考えるのと同じことなのかもなって 景山澪奈という役から大切なことを信じられないほど沢山教わりました。なんだか今まで演じてきた役の中でいちばん、根底で繋がれていたような気がする。だれかに、あなたに、届いていたら嬉しいな。そして澪奈のような想いを抱えている人がひとりでも減ることを、心無い言葉が飛び交う今の世の中が少しでも優しくなることを、心から祈っています。」と心境をつづった。

上白石は最後に「いつも愛に溢れていた3Aの現場、ここで出来た最高の仲間、戦友たち、素晴らしい経験、そして最後まで見届けてくださった視聴者のみなさん すべてに感謝しています。ありがとうございました!」と感謝の言葉をつづり「おわりははじまり。春の匂いを少し鼻先に感じながら新たにがんばります。またねーー!」と澪奈の衣装を着た写真を公開してブログを締めくくった。

これに対してファンからは「現代社会のSNSでの情報発信を深く考えさせられました」「こんなに集中して真剣に観たドラマは初めてでした」「萌歌さんの存在感が凄かった、、」「本当に色々考えさせられるドラマでした」などのコメントが寄せられている。

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