プロ陸上短距離選手の末続慎吾(末續慎吾)が11日にブログを更新。北京五輪の男子400メートルリレーで獲得した銅メダルを返却したことを明かした。
2008年に行われた北京五輪の男子400メートルリレーで、日本チームは3位となっていたが、優勝したジャマイカのメンバーのうち1人のドーピング違反が2016年に発覚。国際オリンピック委員会が金メダルはく奪を決定し、昨年の12月7日に、日本チームの順位を2位に繰り上げていた。
この日末続選手は「先日、2008年北京オリンピックのリレーで獲得した銅メダルを返却した。そして、僕らは銀メダルに繰り上げとなった。」「これから僕らはその繰り上げになった銀メダルを授与される事になる。」と発表し、「嬉しいのか?悲しいのか?僕はどうもわからない。心が痛む…」と複雑な心境をつづった。
また、「メダルを剥奪された他の3人の心境を考えてしまう自分がいる。きっと彼らは全うに走っただろう。その時の僕らと同じように。」と相手選手を思いやり、「無関係に金メダルを失った他の3名を傍らにこの繰り上がりをどう受け止めれば良いのだろうか?」「「繰り上げ」という事実を3名に対しての配慮なく、自分らがただ喜び、配慮無しに行動する行いは、もの凄く卑しい気がする。スポーツマンとしての紳士性に著しく欠けると思う。」と語った。
末続は最後に「僕はそんな自分でありたくはない。「より深い配慮」「より高いスポーツマンとしての矜持」その心が同じ瞬間に「競走」した相手への敬意ではないだろうか…」とつづってブログを締めくくった。
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