現在がん闘病中の元プロ野球選手で野球解説者・大島康徳が29日に更新した自身のアメブロで、抗がん剤を変える決断がなかなかできない理由をつづっている。
大島は大腸がんを患い、肝臓に転移していることも発表している。現在も抗がん剤治療を受けているなか、この日大島は自身の血液検査の結果として、「治療を受ける為の条件は全てクリア。内蔵の機能も大丈夫。」「血圧も安定しています。」と、体調は良好であることを報告。
しかし、これが抗がん剤の薬を変える決断をなかなか下せない理由となっているのだという。実は「もう新しい薬での治療に切り替えるタイミングはずいぶん前から来て」おり、医師からは決断を迫られているそうだが、「私は粘ります。来月受けるPET-CTの結果が出るまでは、少なくとも変えるつもりはないのです。」と、決意は固い様子。
一方で、「先生のお気持ちは分かります。妻の気持ちも分かります。」と葛藤もあるようだが、「受けるかどうかを決めるのは私自身なのですから もっとよ~く 根掘り葉掘り 先生を設問攻めにして(笑) 良いも悪いも全てを理解し受け入れる覚悟ができたら!その時に決断します。」と、すべて納得したうえで自身が決めたいというスタンスをつづった。
さらに、「やってみなければ分からないことだらけの治療ですから 説明は難しいのかもしれません。 でも、出来る限りの説明が欲しいのです。」「それ相応の覚悟が必要な治療をどうするか?という大きな局面なのですから。」と言葉を重ねた大島。最後に「これは、一患者としての希望であります。決して不平不満ではありませんので、ご理解をお願いします。」と理解を求め、ブログを締めくくった。
この更新にファンからは「奥様にも先生にも伝わると思います!何の事でもですが、自分で決心した事は後悔ないと思います」「どんな生き方をするのかは本人の納得と家族の理解了解覚悟なくしては成立しません。」「御自身のことですから、納得いくまで聞きまくってよいと思います。」と、大島に共感する声や激励のコメントが寄せられている。
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