がん闘病中の大島康徳、息子への「俺が元気なうちに早く孫の顔を…」発言の重みに気付く

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がん闘病中の大島康徳、息子への「俺が元気なうちに早く孫の顔を…」発言の重みに気付く

6月10日(日) 13:25

現在がん闘病中の元プロ野球選手で野球解説者・大島康徳が、家族の雰囲気が重くなってしまった出来事を10日に更新したアメブロで明かした。

大島には2人の息子がおり、前日に野球の話で盛り上がった後、普段は聞かないような質問をした。「お前たち二人ともまだ一度も彼女を家に連れてきたことがないけど…どうなんだ?そろそろ結婚なんて話は」これに対し、2人とも「まぁな、もうちょっと待ってくれや。何だよ、急に」と、少し戸惑ったという。これに続け、大島は「俺が元気なうちに早く孫の顔を見せてくれや」と言ったところ、2人とその場にいた妻は固まり、無言になったという。

大島は「私はその時初めて気づいたのです。普通のどこの家庭にもある親子の会話のつもりで言った言葉だったのですが…受け取る家族にはとても重たいものだったのです。申し訳ないことをしてしまいました」とこの一連の流れを振り返っている。

大島は現在67歳。元々71歳で他界した父に対し、「"孫を抱かせてあげたかったな"という後悔があったから」それと同じような意味で言ったと説明をし、誤解を解こうとした。とはいっても孫の顔は見たいという正直な気持ちもつづった。

大島はブログに追伸もしたためているが、そこには「これが"癌"という病気なのか これが"其々が抱く孤独"なのかを感じ、心が重たくなっていました」とある。大島は2016年10月にステージ4の大腸がんになっており、肝臓にも転移しているとの診断を受けた。以後、ブログではがんと向き合う日々をつづっている。

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