歌手で女優の増田有華が、出演した朗読劇 『私の頭の中の消しゴム 10th letter』の千秋楽を迎え、舞台への思いと、共演者の俳優・鈴木拡樹について5日のアメブロでつづった。2015年に本作に初めて出演し、増田にとっては今回が3回目となる。

「今年はなんだか、いつもと様子が違っていて 何十回、何百回と読んだはずの台本なのにまるではじめてやることかのように新しい発見があり、ハッとし、心動かされ、また一から薫と向き合うことが出来ました」と、新鮮な気持ちで舞台に臨めたことを明かした。

「このまま死んじゃうんじゃないかってくらい精神的にやられていましたが」と述べるほど精神的にダメージを受けた作品だったようだが、「時間が経つとまたその世界で生きたくてうずうず。芝居とは、ステージとは、とっても不思議なものです。私はやっぱり、お芝居が好き。生きている心地が、します」と、改めて芝居の魅力を実感したようだ。

この舞台で初共演した鈴木については、出会って5回目で千秋楽を迎えたにもかかわらず、ぎこちなさなく接することができたという。「本番の鈴木さんのエネルギーが凄まじくて、私自身、稽古中には出せなかったパワーや感情がどんどん溢れてきました。同じ台本なのに、お相手が違うとこんなにもいろんなことが変わってくるのか！と発見の連続。毎回ワクワクして、驚いて。とにかく楽しかった！！」と良い時間を過ごしたようだ。

鈴木拡樹は、漫画・アニメ・ゲームを原作とする2.5次元ミュージカルで話題となった俳優で、日本刀の名刀を擬人化して敵を倒す刀剣育成シミュレーションゲーム『刀剣乱舞』の舞台で三日月宗近役を演じたことで人気を集めた。WOWOWで放送された『2.5次元男子推しTV』にもMCとして出演し、番組内ではレギュラー企画も担当した。

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