お笑いコンビ・サンドウィッチマンの伊達みきおが、14日に更新したアメブロで、東日本大震災の被災地へ届けている義援金について説明している。
ネットニュースで、サンドウィッチマンが口座を開設した『東北魂義援金』から、これまでに累計4億円を超える寄付がなされていることが伝えられていることについて、伊達は、「我々二人で全てを寄付したみたいな捉え方をされてしまいそうな書き方が多いのが残念です。(だいたい、そんな稼ぎありませんし…)」とコメント。
そして義援金は、「東日本大震災の後すぐに我々サンドウィッチマンが開設した『東北魂義援金』の口座に全国の方々からご協力頂いた金額の累計」であることを強調。
「勿論、我々自身も含めですが、単独ライブのグッズ売上等も東北魂義援金に入れています。しかし、全国の皆様から数万件の東北魂義援金口座への振り込みや募金箱の持ち込み、街頭募金活動で集まった金額等…とにかく、大勢の心優しい方々からの善意の累計なんです。」「更には、芸能界の大先輩やプロ野球選手、芸人の先輩からは手渡しで札束を託され驚いた事もありました。全部全部含まれているのです。」「そして、あの日から7年経とうとしている今でも、毎月11日の月命日に決まって振り込みをして下さる大先輩もおられます。本当に、心より感謝しております。」と、あくまでも多くの人たちの気持ちが集まったものであることを説明すると、改めて「今、我々が出来る事は被災地の復興状態や東北の味覚や良さを知っている限り伝え、全国から沢山の人を東北に送り込む努力をするという事。」とし、「皆様からお預かりしている義援金は、我々が責任をもって3月に宮城県知事へ手渡しして参ります。いつもありがとうございます」とつづった。
サンドウィッチマンは、2011年3月16日に口座名『東北魂義援金』にて、義援金を募る活動を開始。「被災地に直接僕らが責任を持って届けます!」という言葉通り、同年5月27日には義援金総額が2億9722万2544円、総募金振込者数は2万6297名にのぼったことを報告。同日には宮城県、後日更新のブログで岩手県事、福島県の県庁に義援金を直接届けてきたことを記していた。
その後も活動は継続しており、昨年3月には「2012年19月より「震災孤児・遺児」の支援を目的としてご使用させて頂いておりますが、間もなく丸6年…今後は何か形に残るもの等も良いのかな…と色々と考えていく予定です。(例えば、子供達が遊べる遊具や砂場など…まだ未定です)」との構想も明かしていた。
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