平昌オリンピックのスノーボード競技で解説を務めているプロスノーボーダーの中井孝治が12日に自身のアメブロを更新。自身の解説が世間で注目されていることに言及した。
中井自身も元日本代表選手で、2002年のソルトレイクオリンピックでは日本人最高の5位入賞を果たした。その後2003年にはワールドカップで初優勝、2006年のトリノオリンピックでは14位という成績を収めている。平昌オリンピックの解説では「スタイリッシュ」「おしゃれ」「渋い」など、独特な表現に世間から注目が集まっている。
ブログの冒頭で、スノーボード女子のスロープスタイルとハーフパイプ予選を振り返った中井。「選手は風が強い中、できることを精一杯頑張って自分の力を出していましたが、正直こんなコンディションでやるなんて、、と思いました」と正直な気持ちを吐露するも、「ですが、何を言ってももう終わってしまったことなので、残りの種目に集中して少しでもいいコンディションの中、いい滑りをしてくれたらと思います」と選手にエールを送った。
自身の解説が注目されていることについて「僕の下手くそな解説でいろいろと反応してくれている人がいます。ありがとうございます」と感謝を述べ、「僕自身、自分は解説に向いていないと思ってやっています」とコメント。「ですが技名はスノーボードをそんなにやらない人よりかはわかっているので、自分より詳しくない人がやるくらいなら、、、と思って今はやらせて頂いてます」と心境をつづった。
続けて中井は解説でよく使う「スタイリッシュ」「おしゃれ」「渋い」などの意味を解説。「選手の滑りを自分の解説で邪魔しないように、余計なことは話さない方がいいと思ってやっています」「スノーボーダーとして、解説する時は選手がなんていう技をしたのか、難しいことしたのか?だけはしっかりと伝えたいと思ってやらせて頂いてます」と解説者としてのこだわりを述べた。
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