お笑い芸人のたかまつななが30日に自身のアメブロを更新、29日に行われた「R-1 ぐらんぷり」3回戦に敗退したことを報告した。
「昨日は、ピン芸人の日本一を決めるR1ぐらんぷりの3回戦と 慶應大学大学院の修士課程最終発表の試験でした。 どちらも、とてもとても大切な負けられない戦いでした。」と、かなり大切な二つのイベントが重なったことを明かしたたかまつ。
そして、「結果は… 悔しゅう! R1ぐらんぷりは、ダメでした。」と報告。R-1については格別な思い入れがあるようで、「高校1年生から挑戦し続け、19歳アマチュアで準決勝に残れました。」「11社の事務所からオファーをいただき、プロになるきっかけをいただきました。自分を成長させ続け、毎年喝を入れてくれたのがR1です。」と振り返る。
そして、「結果、NHK入局前にR1で結果を残すことはできませんでした。テレビの前でネタを披露するのを楽しみにしてくださっていた方に、申し訳ないなと思います。でも、すごく成長でき、お笑いが益々好きになれました。ずっと挑戦し続けたこと、後悔していません。」とコメント。
たかまつは、高学歴でお嬢様というキャラクターでお笑い芸人として活動する傍ら、2016年には「政治をもっと身近に感じてほしい」という思いから笑下村塾という会社を立ち上げ、全国各地で出張授業を行うなどの活動を行ってきた。また昨年、NHKから内定をもらい、来年度からはNHKでディレクターとして働くことも決まっている。
たかまつは、「私はお笑いの活動、笑下村塾の活動を続けて、 NHKの番組作りにも、その経験や活動をいかそうとしております。」と以前のブログで明かしており、この日も「お笑いを頑張ってきたからこそ、笑下村塾もうまくいっていると思います。」「この経験はNHKに入ってからも、演者さんの気持ちを理解する上でも クリエイティブなものを作り続ける上でも とても活きてくると信じています。」と記す。
入局以後のさまざまな活動の両立については、会社の活動はボランティアという形で続け、「NHK芸人」を目指すというスタンス。たかまつによれば、NHK側も、「講演会活動、出張授業活動、同局でのメディア出演など」を容認しているとのことだ。
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