写真家でタレントの間下このみが、「不育症」がドラマ「コウノドリ」(TBS系)で取り上げられたことについて、9日のアメブロにて言及した。不育症とは、反復して妊娠はするが、その妊娠を完遂できず、流産や早産、死産などで健常な生児に恵まれない状態のことをいう。間下は2006年、死産を経験した末に翌年女児を出産。『ママになりたい… ~ハイリスク出産を越えて~ / たまご日記 ~ちいさな命の記録~」の著書がある。
『コウノドリ』では、今まで2回流産して、3回目の流産を迎える女性を描いていたが、その確率は0.3~0.8%だという。
間下は、ドラマを見て、「私もおなかの中で赤ちゃんを亡くした経験があり またその後不育症の原因のひとつと言われている病気が、検査で自分にあることがわかったこともあって あの時の自分と重ねるというか、十数年前の事を思い出しながら…」と、感想を述べた。さらに、こう続ける。
「亡くなった子どもの事、無理に忘れる事はないと思います 悲しい結果にはなってしまったけど、流産でも死産でも自分たちの子どもである事にはかわりはないから…」
このように、お腹の中で既に亡くなっていた赤ちゃん(男の子)を陣痛を経て産んだ経験を明かした。ドラマでも描かれていたように、主治医や家族による心のケアが大切だと述べ、「正直今もね、息子に喜んでもらいたいなぁと頑張っている部分もあるかな そう考えると、今でも色んな意味で息子に支えられていますね」と、息子により支えられている部分も多く、息子に感謝しているとつづっている。
不育症はまだまだ認知度が低いため、今回ドラマで扱ってくれたことは有難いことだとも述べていた。
『コウノドリ』の今回の放送に関しては、医師でタレントの友利新も9日のブログで言及。
「私自身も妊婦健診の時は、 急に大丈夫かな?と不安が襲うことがあり それが毎回毎回、襲ってくると考えると 胸が張り裂けそうな気持ちになります」
「確かに医学的に流産は珍しい物ではないけれど、それが自分自身に起こるとは、だれも考えていません。 統計じゃなく、患者さんの気持ちに寄り添わなくちゃ、という小松さん(ドラマに出てくる助産師)の言葉がずしりときました」
と、医師として、一女性としてドラマを見た感想をつづっている。
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