落語家の春風亭小朝が、4日に更新したアメブロで、『M-1グランプリ』の審査員を務めた感想をつづっている。
過去にも2回、M-1の審査員の審査員を務めたことがあるという小朝だが、「本番直前の顔合わせで審査員の皆さんがこれほど緊張していたのは初めてです M1は人生を変えますからね 今回は何組か有力な候補がいたので、その方たちの運命の鍵を握っている責任が肩を重たくしていたのかもしれません」「実際、結果は4対3でとろサーモンさんの優勝だったわけですから、4人のうちの1人が和牛さんに入れてたら逆転していたわけでしょ だから、審査員は緊張するし怖いんです」と、今年はいつも以上に緊張したことを振り返る。
M-1の出場者については、「ミキさんは、怖いもの知らずの若いピッチャーが打てるもんなら打ってみろ、と力いっぱいストレートを投げ込んでくる感じ このお二人は、キャラと高めのテンションとテンポが良いから凄く楽しいですよね。たぶん幼稚園児でも笑っちゃうんじゃないかな」「和牛さんは、緩急自在にコーナーをついてきますよね突っ込みの川西さんの大ボケも面白いし」「とろサーモンさんは、変化球ピッチャー 見逃せばボールなのに、思わず振ってしまう でも、調子が悪い時はめちゃくちゃに打たれるタイプ 昨日はスライダーがうまく決まって振らされました」と、それぞれの良さを丁寧につづった。
また小朝は、今回のM-1でグランプリで小朝が印象に残った出来事を紹介。決勝戦が終わり、審査員が投票を済ませたあとCMになったときのことだ。
ステージ上に決勝の3組が揃い、その横で司会の今田耕司が観客に「長時間お付き合い下さいましてありがとうございました」とお礼を言ったところ、「1人だけ深々と頭を下げた人がおりました」のだという。
さらに今田が「今日はいいお客さんに皆も助けられました」と続けると、その人は「何度も大きく頷いたんですよね」「この部分はOAされていませんので、MIに出られたことや、やりやすくしてくれたお客さんに対して本当に感謝していたんだと念います 実は僕、その姿を見た時に気持ちが伝わってきてジ~ンとしちゃったんですよ それが、とろサーモンの久保田さんでした」と、今回優勝したとろサーモンの久保田かずのぶのエピソードを披露。
そこで久保田のことが気になった小朝が「中川家の礼二さんにこっそり、久保田さんてどんな人ですかって訊いた」ところ、「根は真面目な奴です」という紹介をもらったそう。漫才だけでなく人柄にも惹かれたようで、「とろサーモンの今後の活躍に期待しましょう」と締めくくった。
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