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大学1年生だった2010年1月、バイク乗車中に大型トラックに追突される交通事故に遭い、記憶障がい、左半身麻痺などの後遺症が残り、車いす生活となった清水樹さんがブログを開設。書道展を開くなど、書道家として活動をつづけながら、ブログでは事故当時の心境やその後の生活についてつづっている。
■印象的だった下顎骨切り術
1月22日のブログでは、2010年1月の事故当時のことを振り返り「脳への衝撃が強すぎて記憶も飛んでしまっていたので、正直、“痛かった、辛かった”ってことはなかった」とコメント。入院中に特に印象に残っているのは「“下顎骨折の骨切り術”だなぁ」とつづり、事故で下顎を骨折し、ズレた状態で固まってしまっていたため、手術を受けたことを振り返った。手術後は、しばらく食事をすることができずに17日間も鼻の穴から栄養チューブを入れて過ごしていたと明かした。その経験から、口から食事ができることが「こんなにも“有り難いことだったのかぁ”」と思ったと回想していた。

■事故後苦しかったこと
同ブログでは続けて、手術直後は手の震えがひどかったので、痰(たん)を自分で吸引することができず、そのたびに看護師を呼んでいたといい「ただ息をすることがとても苦しく、普段意識もせず“息ができる”ことが、ただ、ただ、幸せなことなんだぁ~、と実感しました」とつづった。そして、当時の写真を公開し「この時、マジで苦しかった!笑」とコメントした。