漫画家のサシダユキヒロさんが10月22日にオフィシャルブログ「僕の生きる道」を開設。2010年7月に脳腫瘍で倒れ、2015年2月に今度はひき逃げに遭った後遺症で左半身麻痺が残る障害を持つに至った経緯を自身の漫画『俺は2度死ぬ』と共につづっている。

■“あまりにも短い”と感じたひき逃げの判決

12月27日に更新したブログでは、サシダさんがひき逃げに遭った事件の刑事裁判が行われたことを回想。判決が出るまで5回ほど開廷されたといい、犯人は声が小さい上に言っていることがコロコロ変わるなど「裁判長が明らかにイライラして怒るなんて珍しい」とつづった。判決は執行猶予なしの2年半の実刑となったことを振り返り「短いっ！あまりにも短い刑…」とコメントした。

■「なんて理不尽なんだろう…」

同ブログでは「もしも僕が死んでいたら過失致死にもなるので刑期はもっと長く最大10年とかだった」と述べ「死んでいないから傷害…犯人に刑が軽くなる…」という判決に納得のいかない様子をつづった。1年間毎日リハビリをがんばったが、後遺症で左半身麻痺の障害が残っており「なんて理不尽なんだろう…納得なんて全くいかない」と悔しい胸の内を明かした。

引き続きブログでは、2010年7月に脳腫瘍で倒れ、2015年2月に今度はひき逃げに遭った後遺症で左半身麻痺が残る障害を持つに至った経緯を自身執筆の漫画「俺は2度死ぬ」と共につづっている。