提供:Ameba News/ブログ発
29歳のときに兄が自死し、その4年後に夫が33歳でグレード4と最も悪性な腫瘍・神経膠芽腫(しんけいこうがしゅ)を発症。余命14か月の宣告を受け、まだ幼い2人の子どもの育児をしながら在宅介護、死別した経験をつづった「あなたとともに生きていく~35歳絶望未亡人這い上がり物語~」の著者・かずママさんがアメブロを開設した。
■到着した救急隊
8月8日に更新したブログでは、夫の様子がおかしく、救急車を呼んだ時の事を回想。「救急車が来る前に、旦那をトイレに行かせないと…」と思い、夫に声をかけるも応答がなかったという。救急隊が到着し「さっきもトイレに…と、声をかけたのですが、反応してくれないので…もしかしたら…、ストレッチャーの方が、いいかも」と説明していた時に「あっ、ご苦労様でーす。すみません、ちょっと、トイレだけ、いいっすか!?」と夫が玄関まで歩いてきて驚いたことをつづった。普段とは変わらない様子で話し、救急車に乗り込む夫の姿を見て「良かった、良かった」と少し安心したという。
■夫の心電図見て焦っていた救急隊
同ブログでは「救急車の中で、再び不安に襲われたのでした」と前置きし、救急隊が心電図をとると「35…38…33…みゃ、脈拍が…1分間に30回前後しかない」と述べ、これには「救急隊も、その心電図をみて、少し焦っていました」と振り返った。すぐに循環器科もある総合病院に搬送されたというが「なんであんなに脈が少ないんだろう…」と気になりながら「まぁ、数日入院して、点滴でもしてもらえば、元気になるだろう」とポジティブに考えていたことを回想。その後、医師から「検査の結果…脳にかげが見つかりました」と言われたことを明かし、ブログを締めくくった。
ブログでは引き続き、当時33歳だった夫が脳腫瘍を発症した時の事をつづっている。