お笑いタレントのREINAが、“バイリンガル子育て”についての自身の見解をブログにつづっている。
ファンから子どもの英語教育について相談を受けたというREINA。質問者は「なるべくお金をかけないで英語力をあげたい」といい、留学やインターナショナルスクールは金銭的に厳しいため、一日25分のスカイプ英会話と、小学生の間に1万語の習得を目標にした自宅単語学習をしているとのこと。REINAには、もし自分と同じような立場だったらどおのような英語教育をするかというアドバイスを求めた。
日本人の両親を持ちながら、生まれも育ちもアメリカ、ハーバード大学卒で、現在ではタレント業の傍らゴローバル人材育成を行うベンチャー企業の執行役員を務める、という超エリートな肩書きを持つREINAは、自身の経験として
「子供が日本語での自分だけではなく、別の英語でのアイデンティティを自由に作れるような環境を作ること」
が英語教育のカギであると分析。
そう考える理由として、REINAは、まずバイリンガルの子供を育てるにはとにかく英語に触れる機会を増やすと良いとよくいわれていることを挙げ、「言語学者によると子供が育つ環境が英語:日本語=50:50の割合がベスト、英語:日本語=33:66が最低限だそうです。」という説を紹介。
また多言語話者、マシュー・ユールデン氏が語っていたという「使う言語によって、『世界の見え方』が変わる。同じ人でも、その瞬間に使っている言語によって物事の捉え方が変わる」という見解について、
「ということは、言語というものは思想・マインドセット・人格・アイデンティティに深く結びついていているということになります。」
と解説。
実際、自身には学校等で英語を話すアイデンティティとは別に、日本のドラマやエンターテインメントが好きで、「「日本人」としてのアイデンティティを作り日本との繋がりを維持しよう」という意識があったこと、一方で同じ環境で育ちながらも日本文化にはあまり興味がなかった妹のことを振り返り、「私の考えだけです…科学的根拠はありませぬ」「たった1つの方法なんてないと思いますが!一つの案です」としながら、
「例えば英語の絵本と日本語の絵本をすごく離れたところに置いたり。
プレイルームを英語のエリアと日本語のエリアにわけたり。
「英語の時間」を作ったり。
自由に英語アイデンティティと英語の人格を作れる時間やスペースを設けるのが大切なのかも、と思います。」
と自身のアイデアを披露した。
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