9日に東京地裁で「一部無罪」判決が出た漫画家・ろくでなし子氏にまつわる「わいせつ裁判」。これは、自身の女性器を模したアート作品がわいせつか否かを争ったもの。

この件については、女性器をかたどった作品（デコまん）陳列は無罪で、ろくでなし子氏の3Dデータ配付については40万円の罰金刑が一審で決まった。

この件は海外メディアも報じており、CBCニュースは、「日本のアーティストが女性器のデジタルデータを巡りわいせつとして有罪に」のタイトルをつけた。他にもBBC等が当件を報じている。

これに対し、海外の人々も意見をしている。

「女性器にわいせつな点なんてないよ。成長しろ！」
「偽善だ」
「マジ？　オーマイガッ！　2016年、女性器を禁止して、人間の肉体を恥じよう」

等々で、「女性器を模したアート＝わいせつ」といった点に対して、驚きをもって受け止められているようだ。

ろくでなし子氏はこうした状況や様々な声をツイッターで紹介中。そして、ろくでなし子氏は控訴した。

また、裁判傍聴芸人として知られる阿曽山大噴火もこの裁判について連続ツイートを行っている。その中にはこうした意見も。

『デコまんがセーフ、3Dデータがアウトって事か。もし、デコまん有罪だったら「いたずらに性欲を興奮または刺激させ，かつ普通人の正常な性的羞恥心を害し，善良な性的道義観念に反する行為または物」って判例があるんだから、デコまん見て興奮しない男は普通じゃないって話になるとこだったわー』

なお阿曽山は裁判傍聴のプロとして、今回の裁判について多数の見識を述べている。

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