熊本を中心として発生した大きな地震については多くの著名人が支援を表明したり、安否を気遣うなどしているが、タレントの大桃美代子（50）が、2004年の中越地震を経験した身としての助言をブログで行っている。

大桃は新潟県出身だが、2004年10月23日、シンポジウムの仕事のため実家に戻っていた時にマグニチュード6.8・死者68人を出したこの地震に遭遇。その時のことを内閣府の防災情報のページで振り返っている。

「実際に地震が来た時は、もう本当に動けないし、何もできない。日頃から、『もし、地震がきたら』というイメージをふくらませ、備えておくことの大切さを身をもって体験しました。家の補強、避難袋の用意、家族との連絡方法の確認など、できることはたくさんあります。私はなるべく、スニーカーを履くようにしています」

このように述べているが、あらためて今回ブログでも防災について意見した。当時大桃は揺れが続き、家の中にいられず自動車の中で過ごしたという。しかし、その姿勢だとエコノミー症候群になってしまう恐れがあることなどを知った。そのうえで、被災地以外の人に対しても防災意識を高めるよう呼びかけた。

「連絡先は？
集合場所は？
防災グッグは？
靴は？
水は？
点検してみましょう。
私も持ち出し袋が重過ぎることに気づきました。
出来る事を、出来るときにしておく」（本文ママ）

このように経験者ならではの視点を提示している。

【関連記事】
・「地震被害に遭われたみなさまへ。」（大桃美代子オフィシャルブログ）
・熊本出身のスザンヌ　本人も家族も無事だと報告
・丸山智己が嵐・大野から差し入れされ労いの気持ちに感謝
・上田桃子が実家・熊本で地震に遭遇　家族含め無事を報告
・福岡在住の中澤裕子　ファンに呼びかけ「ここをはけ口に使って」