モントリオール交響楽団
もんとりおーる・こうきょう・がくだんオーケストラ
カナダ・ケベック州モントリオールを拠点とするオーケストラ。略称は“OSM”。ウィルフリード・ペルティエによって1934年に結成された交響楽団を前身とし、54年より現楽団名で活動。イーゴリ・マルケヴィチやズービン・メータなどが歴代首席指揮者に名を連ね、特に77~2002年に音楽監督を務めたシャルル・デュトワによって育てられ、“フランス以上にフランス的なオーケストラ”と世界的な称賛を浴びる。2006年より日系三世のケント・ナガノが音楽監督に就任し、引き続き世界有数のオーケストラとしての名声を得ている。仏ディスク大賞、モントルー国際レコード賞、グラミーと受賞歴も多数。日本での人気も高い。