1920年3月22日生まれ、独・ミュールハイム出身のオーボエ奏者／指揮者。エッセンとパリで学び、ヘッセン放送響、コンセルトヘボウなどのソロ・オーボエ奏者を務める。数々の室内楽団のリーダーを務めた後、60年にフランクフルトでドイツ・バッハ・ゾリステンを創立。芸術監督としてバッハ演奏の世界的権威にまで育て上げる。また、56年からデトモルト国立音楽大学の教授として後進の指導に尽力し、宮本文昭ら多くの演奏家を輩出。2000年代以降も活動を継続し、水戸室内管に客演するなど来日も多い。2010年には日本でも90歳の祝賀会を開催。2021年3月4日に死去。100歳没。