タッシ
たっしバンド
1973年に結成された室内楽グループ。メンバーはピーター・ゼルキン(p)、リチャード・ストルツマン(cl)、フレッド・シェリー(vc)、アイダ・カヴァフィアン(vn)の4名。名前はチベット語で“幸福”の意味。オリヴィエ・メシアンが第二次世界大戦中にドイツの収容所で書いた「世の終わりのための四重奏曲」を追究&演奏することを目的として集結。20世紀の音楽をはじめ、クラシック、ジャズ、ロックなど多様な音楽を演奏するほか、即興演奏でも魅了。武満徹との交流でも知られ、武満作品の初演をすることも。その後長らくの活動休止を経て、結成35年記念として2008年に復活公演を開催。