4月15日(火) 20:00
高速道路をお得に使うためには、ETCカードを用意し、利用する曜日や時間帯を工夫する必要があります。
高速道路の割引を活用するにはETCカードが欠かせません。ETCカードの取得方法や使用の前提条件、ETC車載器に関する情報は以下の通りです。
・ETCカードを申し込む
クレジットカード会社でETCカードを取得します。審査があり、名義人のみ使用可能です。 クレジットカードを持たない人は、保証金(デポジット)を預託しておく「ETCパーソナルカード」も利用できます。
自分のETCカードは、車載器が付いていればほかの車両(レンタカー等)でも使用できます。
・ETC車載器を購入・取り付け
ETCカードを自車で利用する場合、 カーディーラーやカー用品店、自動車整備工場などでETC車載器を購入し、取り付ける必要があります。
・車載器のセットアップを実施
車両情報を車載器に登録する「セットアップ」が必要です。セキュリティ上、必ず指定のセットアップ登録店で行います。
・カード使用時の注意点
高速道路の入口と出口では、同じETCカードを使用してください。異なるカードを使用した場合、通行料金の正常な精算ができません。
高速道路の料金は、走行する時間帯や曜日によって変動します。ここではNEXCO東日本・中日本・西日本が管理する割引対象区間で、深夜や休日に受けられる割引制度の内容を解説します。
・深夜割引
深夜割引の対象時間や割引率は図表1の通りです。
図表1
ETCマイレージサービスでは、走行に応じてポイントが貯まり、後日の通行料金に充当できます。平日朝夕割引と合わせて、ポイント還元の仕組みや、効率的にポイントを貯める方法を解説します。通勤などで頻繁に高速道路を使う人には特におすすめのサービスです。
ETCマイレージサービスの登録は以下の通りです。
1. ETCカードと車載器管理番号、車両ナンバーの用意
2. ETCマイレージカードのサイトから申し込み
3. 名前や住所、ETCカード番号や車載器管理番号、車両ナンバーを記入
登録が完了次第、ポイントが付くので、走行当日の登録でもポイントを貯められます。
登録さえしておけば、自動的にポイントが貯まっていくので手間はほとんどかかりません。高速料金に応じて原則として10~100円につき1ポイントが付与されます。ポイントは還元額に交換され、通行料金に使用できます。
ETCマイレージサービスに登録すると、図表4のように平日朝夕割引が適用されます。
図表4
高速道路をお得に利用するには、ETCカードの取得とETCマイレージサービスへの登録がおすすめです。そのうえで、深夜割引・休日割引・平日朝夕割引を上手に使い分けることで、高速料金を賢く節約できます。
旅行を計画する際は、料金所を通過する時間帯を意識し、公式サイトの料金案内を活用して最適なプランを立てましょう。
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ETCマイレージサービス サービスのご案内
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執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
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