【第1話】から読む。
前回からの続き。私はミヤノカリナ。私が働く職場では、最近ハルヤマさんという新しいパートさんが入ってきました。ハルヤマさんは毎日いつも同じ服を着ていて、お昼も質素なおにぎりと水だけ。経済的に余裕がないのかもと思い、私はスイーツを差し入れるなどして気にかけていました。そんなある日、たまたま映画館で会ったハルヤマさんが高級そうな服を身につけていたのでアゼンとします。なんだか騙された気分になって、私は夫にグチりました。
てっきりハルヤマさんは経済的に困っていると思っていた私。スイーツも買えないのだろうと思っていたから、さりげなく気にかけていたのです。私はモヤモヤした気持ちを打ち明けました。しかし夫はそのことに疑問を持ったようです。
私はいつの間にか、ハルヤマさんのことを「かわいそうな人」という目で見てしまっていたのかもしれません……。それは大きな勘違いだし、上から目線もいいところです。あらためて自分の愚かさに気付いて、心から反省しました。
私がモヤモヤしていたのは「あんなにやってあげたのに!」という感覚があったからだったのです。それが相手にとって欲しがるものではなかったからといって、裏切られたと憤慨するのは違うでしょう。夫からは、私が怒った理由はずばり「見返りを求めていたから」だと指摘されてしまいました。
たしかにスイーツを渡していたのは私の自己満足にすぎなかったし、過度な差し入れをハルヤマさんが遠慮するのも当然です。お互いに気持ち良く仕事をするためにも、今後は同じことを繰り返さないようにしたいと思います。
【第4話】へ続く。
原案・ママスタ脚本・motte作画・なかやまねこ編集・井伊テレ子
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