私が23歳のとき、突然大切な祖母が亡くなりました。あの日、アルバイトのオーナーとカラオケに夢中になっていた私は、急いで家へ向かいました。
突然の訃報に……
家族の死の知らせを聞いた瞬間、死に顔を見るのがあまりにも怖く感じたことを覚えています。家に着くと、祖母の妹である大叔母が、落ち着いた様子で迎えてくれました。
死に顔を見るのが怖い
私は、つい「死に顔を見るのが怖い……」と言うと、「怖くないよ! おばあちゃんは笑っているよ!」と言われました。実際、祖母は穏やかに、笑っているかのような顔で旅立っていたのです。
頼りないと思っていた人の意外な一面
当時、商売の失敗で借金に追われていた大叔母に頼りなさを感じていた私ですが、彼女の落ち着いた様子からは、長い人生をしっかりと歩んできた証が滲み出ているように思えたのです。
まとめ
もうあれから30年が経ちますが、あの日の衝撃と温かな余韻は、今も心に鮮明に刻まれています。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
著者:緑川実加/50代女性・主婦。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年2月)
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