おなかがパンパンに…「なんか、太った?」と聞かれた私が、おなかに隠していた物とは

おなかがパンパンに…「なんか、太った?」と聞かれた私が、おなかに隠していた物とは

4月15日(火) 10:55

小学校4年生で初潮を迎えた私。クラスの中で生理を経験している子はまだ少なく、悩みを相談できずとても寂しい思いをしていました。特に、トイレに生理用ナプキンが入ったポーチを持ち込むと目立つため、周囲に生理がバレてしまうのではないかという不安が大きかったです。そんなある日、コッソリとナプキンをトイレに持ち運ぶ方法を思いついたのですが……。
ナプキンを持ち歩くことが恥ずかしい
小学生のころは、経血漏れの心配から常に大きい夜用ナプキンを使用していました。登校前に取り替えて、中休みや昼休みなど、最低でも学校内で3回は取り替えていたと思います。

母が用意してくれたポーチに生理用ナプキンを入れてトイレに行っていましたが、「ポーチに何が入っているの?」「どうしてトイレにポーチが必要なの?」と友だちに聞かれて、恥ずかしい思いをすることもしばしば。生理期間中は、「どうやってナプキンを隠すか」が悩みでした。
名案を思いついた私
そんなある日、ポーチを持たずにトイレに行く方法を思いつきます。それは、おなかとパンツの間にナプキンをはさむこと。登校する前に、ありったけのナプキンをパンツとおなかの間にはさみ、トイレに行くたびに1つずつ使用していきます。

しかし、問題もありました。朝はナプキンでウエスト周りがパンパンになり、友だちから「なんか太った?」と言われ、下校時には「朝よりも痩せた?」と不思議がられることが。また、ビニールの包装が長時間肌に触れていることで、赤みやかゆみといった肌トラブルが現れるようになってしまったのです。
見かねた母が…
そして、一番大変だったのは体育の授業。大縄跳びの授業があったのですが、勢いよくジャンプした瞬間に、ズボンの裾からナプキンが飛び出してしまったのです。うしろに並んでいた友だちが「ハンカチ落としたよ」と声をかけてくれたときは、ナプキンだとバレないかヒヤヒヤしました。

最初は良案だと思っていたナプキンの隠し方ですが、すぐに限界がきてしまい、見かねた母が「ポケット付きサニタリーショーツ」を買ってくれたのでした。

「ポケット付きサニタリーショーツ」に無理やり何枚ものナプキンをねじ込み、ポケットが裂けるというアクシデントもありましたが、おなかとパンツの間に挟むより、ずっと快適に過ごせました。そして、小学校を卒業するころにはクラスの多くの女子が初潮を迎え、隠すことなくトイレにポーチを持ち込めるようになったのでした。


著者:石井せつ子/女性・主婦
イラスト:アゲちゃん

監修:助産師 松田玲子
医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています

ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように!




【関連記事】


「腫瘍の中に…」思わず驚き!退院後、医師から告げられたことは<半分になった卵巣>
「グニャリ」うわーっ!寝転がると臓器が動くような感覚があって!?<不妊の原因は?>
「ふふふ…」このときを待っていた。夜の病室で「楽しみにしていたこと」<半分になった卵巣>
ベビーカレンダー

生活 新着ニュース

エンタメ アクセスランキング

急上昇ランキング

注目トピックス

Ameba News

注目の芸能人ブログ