先日、知り合いから娘にお下がりの洋服をいただきました。新しい服を買わなくて済むのは家計的にも助かりますし、その子が大切に着ていたものを受け継げるというのは、なんだか温かい気持ちになるものの……。
お下がりの服で気になるのは…
いただいたお下がりの服を娘が着て見せると、元の持ち主が「似合ってるね」と喜んでくれることもうれしくて、ほほえましい光景だと感じます。
ただ、1つだけ戸惑うことがありました。うちは柔軟剤をほとんど使わないのですが、お下がりとしていただいた服には、私にとっては少し強めの香りが付いていたのです。
何度か洗濯を繰り返して外に干しても、なかなかそのにおいが抜けず、他の服に移ってしまうこともありました。最初は「こんなに香りが残るものなんだ」と驚きましたが、部屋にまでふわりと漂うことがあるため、慣れない私には少々刺激的でした。
工夫で気になるにおいをブロック
それでも、お下がりは経済的にも助けになるし、服を再利用するという点でとてもありがたい存在です。香りを少しでも和らげたいと思い、重曹やお酢を入れて洗ってみるなど、自分なりに工夫をしてみました。
完全には消えなくても、続けていくうちに少しずつ落ち着いてきたように感じます。おそらく洗剤の種類や洗濯方法、保管の仕方は各家庭で違うので、その分、香りの強弱にも違いがあるのかもしれません。
お下がりをいただけることに感謝
今回のことで、家族ごとの価値観や生活スタイルを改めて意識しました。柔軟剤の香りが大好きという方もいれば、あまり香りをつけたくないという人もいて、そのどちらも悪いわけではありません。お下がりをいただけること自体が、他の家族とのつながりや助け合いの証だと感じるからです。
まとめ
少し手間はかかるものの、工夫を続けながら娘は今日もお下がりの服を元気に着て過ごしています。香りを通じて感じたそれぞれの家庭の個性を、これからも大切にしていきたいと思います。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
著者:山田みほ/40代女性・派遣社員
イラスト/さくら
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年1月)
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