【写真】11年経ったと思えぬ若々しさ！「続・続・最後から二番目の恋」の出演者たち

小泉今日子と中井貴一がダブル主演を務める人気ドラマ「続・続・最後から二番目の恋」(毎週月曜夜9:00-9:54、フジテレビ系)が、4月14日(月)からフジテレビ系“月9”枠で放送が始まる。FOD・TVerでは人気シリーズの第1期「最後から二番目の恋」が、4月13日まで第1～3話を無料視聴できるほか、スペシャル放送版「最後から二番目の恋2012秋」が無料配信で楽しめる。続編がここまで制作されるのは、もちろん視聴者の心をつかむ展開と、魅力的な登場人物たちのキャラクターがあるから。その理由が堪能できるスペシャル版を紹介する。(以下、ネタバレが含まれます)

■鎌倉の古民家に住む千明とお隣りの和平、そして長倉家の物語

「最後から二番目の恋」は、古都・鎌倉を舞台にした大人のロマンチック＆ホームコメディ。第3期となる「続・続―」では、小泉、中井を筆頭に坂口憲二、内田有紀、飯島直子ら、レギュラー出演者が11年ぶりに再集結する。脚本はNHK連続テレビ小説「ちゅらさん」(2001年)や「ひよっこ」(2017年)、映画「いま、会いにゆきます」(2004年)など数々の作品を生んだヒットメーカー、岡田惠和によるオリジナル。主題歌は3期共に浜崎あゆみが担当する。

スペシャル版「最後から二番目の恋2012秋」は2012年1月クールで放送された第1期が終わった後、その年の秋に放送されてドラマファンを楽しませたエピソードである。

時は2012年夏の終わり。ドラマプロデューサーである吉野千明(小泉)は、めっきり仕事が減り、鎌倉市役所に勤務する長倉和平(中井)は年下の上司の下で働くという、2人にとっては憂鬱な日々を過ごしていた。

また千明の家の隣りに住む長倉家の面々はというと、次男の真平(坂口)は、自宅でカフェ「ながくら」を切り盛りしながら、大橋知美(佐津川愛美)と順調に付き合っていた。次女の万理子(内田有紀)は千明に片想いしながら、千明のドラマスタッフとして働き、長女の典子(飯島直子)は、ハワイへ家族旅行を計画するが、夫と息子から素っ気ない態度を取られるといった相変わらずの生活。そして千明と和平の恋の行方はというと、変わらず“FUNKY”な間柄が続いていた。

そんな中ようやく千明に上司から仕事の依頼が来た。しかしその内容とは、千明の苦手分野である「サスペンスドラマ」。しかも、脚本家は業界一台本を書くことが遅いことで有名な灰田マモル(リリー・フランキー)だという。一方、和平は年下の上司からの命令で、世界遺産親善大使を引き受けてもらうため、何度も断られ続けている小説家の向坂緑子(萬田久子)に再度お願いするハメに。そんな2人は、お互い頭を抱えていた。

■笑って慰め合う「千明と和平」カップルにファンが期待

一度、幕を閉じた作品が再び続編として始まるというのは、ファンにとって大変うれしいこと。出演者とスタッフが再集結するというだけで、視聴者も共にワクワクでき、作品の中で生きる登場人物たちが、現実のリアルな世界同様に月日を重ね、皆元気に過ごしていたという事実は何とも言えない感慨深さがある。それぞれ失恋したり、人生山あり谷ありいろいろ味わいながらも自分たちと同じ時を暮らしていたということが、新作ドラマには生み出せない長期シリーズ作の魅力だ。

スペシャル版「ー2012秋」の時点でもうすでに、千明と和平のつかず離れずの微妙な恋愛関係はくすぐったさが増量していて、そこからさらに第2期、そして今回の第3期へとつながっているというのは、見る前から期待してしまう。顔を合わせれば夫婦漫才かのごとくテンポの合ったおしゃべりをして大笑いしたり、時に真剣に互いの良いところを言って慰め合ったり。千秋と和平だけが生み出せるコンビネーションが、また楽しめるのである。14日(月)のスタート前に、FOD・TVerにて最後のおさらいをしてみては。



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