元祖ツアー界のプリンス・牧野裕も実践体が硬くなっても「ヒールアップすれば飛ばせます」【初老ゴルフ上達宣言】

体が硬くなっても、ヒールアップすることで肩がしっかり回り、若いときと同じように高いトップを作ることができる

元祖ツアー界のプリンス・牧野裕も実践体が硬くなっても「ヒールアップすれば飛ばせます」【初老ゴルフ上達宣言】

4月12日(土) 1:45

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2024年パリ五輪の馬術競技で日本代表“初老ジャパン”の面々が大活躍をしたのを覚えている人は多いだろう。かつては40歳ぐらいの人を指す言葉だった“初老”だが、寿命が延びた今では60歳ぐらいからだという。ゴルフにおいて60歳は、まだまだスコアを良くすることができる年齢だ。そこで「体力が衰えて、上達が止まった」なんて嘆いているシニア世代に、ツアー4勝の牧野裕が、自信の湧くアドバイスを贈る。



【連続写真】ヒールアップすれば肩が回ってトップが高くなる! 69歳牧野裕が実践する飛ばし術


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歳をとって「飛距離が衰えた」という声を耳にしますが、ドライバーで飛距離を稼ぎたいなら、トップからインパクトまでの助走距離を長くすることが大事です。バックスイングで腰は45度、肩は90度回せといわれています。私も若いころはしっかり体を回して高いトップを作ることができていましたが、加齢で体が硬くなってくると、肩を90度回すのがキツくなってきています。

若いころと同じ、高いトップを作るにはどうしたらいいのか。答えは簡単です。肩が回らないぶん、ヒールアップしてバックスイングすればいいのです。意識して左カカトを上げる必要はありません。肩を90度回すことを考えていれば、自然に必要なだけヒールアップしているはず。バックスイングで自然に上がった左カカトは、ほんの少し外側に下ろしましょう。左サイドに壁ができて、上体が突っ込みにくくなります。

背骨のスイング軸に対して、頭は少し右に来ても構いません。右太モモに体重を乗せて手元を高く上げ、右太モモに乗ったトップを作り、左サイドの下半身(腰・ヒザ・足下)から切り返すことで捻転差が生まれますよ。

■牧野 裕
まきの・ひろし/ 1956年2月17日生まれ、東京都出身。日本大学ゴルフ部時代は主将を務め、卒業後81年にプロ入り。レギュラーツアー4勝。自身が冠のテレビ番組や、トーナメントの分かりやすいテレビ解説でもお馴染み。

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