20世紀スタジオによる「プレデター」シリーズの極秘企画が、アニメーション映画「プレデターキラー・オブ・キラーズ(原題)」であることが明かされた。
昨年末、20世紀スタジオの社長スティーブ・アズベルは米ハリウッド・レポーターの取材に対し、「2025年に公開予定の『プレデター』作品が2本ある」とコメント。当時から、1本目は「プレデターザ・プレイ」(2022)のダン・トラクテンバーグ監督がメガホンをとり、エル・ファニングが主演を務める「Predator: Badlands(原題)」であることがわかっていたが、このほど2本目についても明らかになった。
「キラー・オブ・キラーズ(原題)」はアンソロジー形式の物語で、「人類史上もっとも凶悪な3人の戦士たち」が登場する。北欧のバイキングの襲撃者、封建時代の日本で兄の侍に反旗を翻す忍者、そして第二次世界大戦中に異星の脅威を空中で調査する連合軍のパイロット。彼らはいずれも冷酷な“殺し屋”だが、そんな彼らでさえも「究極の殺し屋=プレデター」の前では“獲物”にすぎない、というストーリーだ。
トラクテンバーグ監督が脚本のミチョ・ロバート・ルタレとともにストーリー原案を構築。アニメーションパートはThe Third Floorのジョシュ・ワッスングが担当する。
アズベルは以前のインタビューで「『プレイ』が成功した後、ダンは『プレイ2』はやりたくないと言ってきた。そこで私たちは聞いたんだ。“じゃあ、何をやりたい?”と。彼は本当にクレイジーだけど魅力的なアイデアをいくつも出してきて、実際にそのうちの2つを形にしたんだよ」と語っていた。
「プレデターキラー・オブ・キラーズ(原題)」は、アメリカでは6月6日からHuluとディズニープラスで配信される。
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プレデターザ・プレイ
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