前回からの続き。私はユミコ(40歳)。中学生の娘(コハル・14歳)と夫のケンタ(40歳)と3人家族です。休日、義母から電話がかかってきました。内容は「ナナミ(9歳)にコハルのランドセルを譲ってほしい」といった内容でした。ネイビーのランドセルを買った姪のナナミちゃん。ランドセルの色をめぐり、男子からからかわれてしまったそう。しかしナナミちゃんの母親である義姉・セリナさん(41歳)から、コハルのピンク色のランドセルをバカにされた過去があるため、私は譲りたいとは思えません。
年齢が上がるにしたがって色の好みが変わることもあるかもしれません。しかし義母が「コハルちゃんのランドセル、ちょうだい!」と頼んでくるのは筋が違う気がするのです。
帰りの車のなかで、この件をコハルにも話しました。すると、コハルにとっても「自分のランドセルの色をバカにされた」という苦い思い出として記憶に残っているようでした。
コハルの言う通り、人のランドセルの色をバカにしたくせに、ちゃっかりもらおうとしているところが本当にイヤなのです。
結局コハルは「どっちでもいいよ。ママに任せるよ」と言っていました。
では、コハルのランドセルをセリナさんに譲る場合、どう言ってやろうかと想像してみました。しかし、こんなことを考えちゃう自分がイヤだ!コハルは大人の対応をしてくれているけれど、私はまだまだ気持ちよく譲ることができなさそうです。
ピンクのランドセルをバカにされたことは、当時5年生だったコハルもしっかり覚えていました。
そりゃそうですよね、自分のランドセルの色が「ダサい」とはっきり目の前で言われたのですから。
最終的に「(ランドセルのことは)ママに任せる」とコハルは言いましたが、私はどうしても気持ちよく譲ることができなさそうです。
いまのところ予定はしていませんが「ランドセルをリメイクするから」という理由で今回は断ろうと思います。
【第3話】へ続く。
原案・ママスタ脚本・煮たまご作画・ゆずぽん編集・石井弥沙
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