4月9日(水) 0:00
新幹線で忘れ物をして見つかった場合は、指定の「忘れ物承り所」などで受け取ることができるようです。
受け取りには、本人確認できる運転免許証や保険証、パスポートなどの公的証明書が必要です。本人以外が取りに行く場合は委任状が必要となり、その場合は代理人の本人確認書類も必要だとされています。
なお、保管している駅までの交通費は実費です。また、受け取り可能時間が各駅に設けられているため、時間帯によって受け取りができない可能性がある点に注意してください。
また、忘れ物には保管期間があり、駅によって期間が異なります。さらに、忘れ物が食品の場合は廃棄される可能性もあるため、注意が必要です。
新幹線で忘れ物をした場合に、どうしても取りに行けないケースでは着払いで自宅に送ってもらえることもあるようです。
ただし、忘れ物の内容によっては宅配できない可能性もあるようなので、必ずしも着払いによる宅配で対応してもらえるとは限りません。
また、忘れ物を受け取る際は本人であることを証明するため、最寄りのJRの駅で本人である証明を求められることもあります。問い合わせセンターでの受付は行っていないため、注意が必要です。
なお着払いによる発送は、鉄道会社によって対応が異なる可能性があるため、事前に確認しましょう。
新幹線で忘れ物をした際は、忘れ物承り所に出向いたり専用電話をかけたりと複数の問い合わせ方法がありますが、JR社によっては、Web上で24時間利用できるチャットサービスも用意されているようです。
JR東海の場合、Web上の問い合わせフォームにメールアドレスを入力すると、「お忘れ物お問い合わせ用のURL」に案内され、チャットによる問い合わせが可能とされているようです。チャットの質問に答えると、忘れ物があるかどうかを教えてくれるとされています。
新幹線に忘れ物をした際は、日時や新幹線の情報、忘れ物をした場所、忘れ物の情報などを伝えることが必要です。これらの情報を基に、忘れ物が見つかったら係員から電話かメールで連絡があると考えられます。
ただし、忘れ物をしたことに気づいたタイミングと回収したタイミングがずれると、スムーズに見つからない可能性もあるでしょう。
例えば新幹線を下車してすぐに気づいた場合は、近くの駅員に相談する方がスムーズに手続きできるかもしれません。
新幹線で忘れ物をして、どうしても取りに行くことができない場合は、着払いによる宅配で対応してもらえる可能性があります。ただし、忘れ物の内容によっては対応できない場合もあるため、基本的には自分で受け取りに行く方がよいと考えられます。
忘れ物を受け取る際は、本人であることを証明する公的書類が必要です。宅配で受け取る場合、JR社によって証明書の提出方法が異なる可能性があるため、必ず事前に確認しましょう。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
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