【第1話】から読む。
前回からの続き。私(30代、サガワナナミ)は1人息子(カズマ、小5)の母。息子は小3から地元のバスケチームに所属しています。バスケチームには近隣の小学校からさまざまな学年の子が来ており、放課後は週替わりで各小学校の体育館で練習しています。週末はほかのバスケチームと練習試合をすることが多く、保護者たちが持ち回りでコーチとともに引率します。そんななかで、チームのボスママ(40代、アイダルイコ)が気に入らない子をやめさせるなど、横暴な言動がエスカレートしていることが悩みです。私たち親子もあらぬ噂を流されてしまいました。
春が来て……私たちが最高学年、代表の代になりました。アイダさんの取り巻きたちも子どもが卒業していなくなり、アイダさんの3男・コウスケは小5になりました。アイダさんはその代の保護者とはそれほど仲良くしていなかったのか、居場所を探している様子です。
卒業していったシュンやケンタは親や大人に媚びるタイプですが、コウスケは媚びる様子がなく、ムードメーカーというかまるでお笑い担当です。この日もコウスケが騒いでいたため、新コーチが強めに注意します。すると、これまで自分の子どもが注意されたことがないアイダさんは、すごい剣幕でブチギレたのです。
新年度になり、チーム内でのアイダさんを取り巻く環境は一変しました。新コーチの反応は冷淡だし、ほかの保護者たちもアイダさんを避けています。上の子たちと違い、コウスケがアイダさんを突き放すような態度をとることも、アイダさんの勢いを縮小させているのだと思います。ただ、それはチーム内での話……。アイダさんは上の子たちが在籍する中学や高校のバスケ部で再び「アイダさん劇場」を繰り広げているようです。リクママが言うように、バスケの上手な息子の母、という立場でしか自分を保てないのかもしれません。
原案・ママスタ脚本・rollingdell作画・吉田ぱんだ編集・みやび
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