ファンタジー文学「ナルニア国物語」をグレタ・ガーウィグ監督（「バービー」「レディ・バード」）が映画化するNetflix新作に、名優メリル・ストリープが出演交渉中であることがわかった。

米Deadlineによれば、ストリープはナルニアの創造主である神格的存在のライオン、アスランの声を演じるようだ。ちなみに、過去の映画化作品ではリーアム・ニーソンがアスラン役を務めていた。

ガーウィグ監督の新作のプロットは不明だが、ナルニア国の誕生を語る原作第6巻「魔術師のおい」をもとに描くとのこと。英人気歌手チャーリーXCXが白い魔女役で出演交渉を進めているほか、ダニエル・クレイグ（「007 スカイフォール」「ナイブズ・アウト名探偵と刃の館の秘密」）も何らかの役柄を検討しているようで、クレイグは主人公の少年ディゴリーのおじであるアンドルー役ではないかという噂もある。

Netflixは2018年に作家C・S・ルイスの「ナルニア国物語」シリーズの映像化権を取得。20年に、批評家から高い評価を受けるガーウィグ監督が最初の映画の脚本と監督を担当することを発表した。撮影は年内にスタートし、2026年11月26日から全世界のIMAX劇場で2週間限定公開された後、Netflixで配信が予定されている。

【作品情報】
・ ナルニア国物語第1章：ライオンと魔女

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Photo by Gilbert Flores/Variety via Getty Images