天真爛漫な恋人に振り回されていた僕。そんな彼女のことを、僕はよく女友だちに相談していました。彼女は親身になって相談に乗ってくれ、僕としても救われることが多くあり……。
天真爛漫な恋人がいた僕
妻とは友だちが開いた飲み会で出会いました。しかし、妻と出会った当初、僕は夜のお店で知り合った女性と付き合っており、妻とは気の許せる友人といった関係でした。

恋人の女性はとても美人でしたが、わがままで天真爛漫な性格。僕はささいなことで一喜一憂し、妻にはよくその彼女について相談していました。
恋人と別れ…
妻はいつでも親身に相談にのってくれましたが、僕が彼女との惚気話をすると、どこか寂しそうな顔に。そんなある日、彼女が既婚男性と不倫をしていることが発覚し、別れることになりました。裏切られていたことでしばらくは悲しみでいっぱいだった僕を、妻は隣で支えてくれて……。

僕は妻のそんなやさしさに惹かれていき、元カノのことが吹っ切れたタイミングで思い切って「付き合ってください」と告白。すると……なんと、妻は前々から僕のことが好きだったものの、恋人がいたため気持ちを抑えていたよう。数年後にプロポーズした際は、「まさか結婚できるなんて思ってもいなかった！」と、とても喜んでくれました。

僕は、本当に自分を思ってくれる温かい人がすぐ近くにいたことに、長らく気づけませんでした。もし、気づくのがもう少し遅かったら、妻とは結婚できていなかったかもしれません。気づけて良かった、間に合って良かった、そんな気持ちを忘れずに、これからも妻と幸せな日々を過ごしたいです。


著者：svd／30代男性・新婚ホヤホヤの会社員。趣味はゲームと副業。
イラスト：おみき

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています（回答時期：2025年1月）

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