4月7日(月) 17:20
東海旅客鉄道株式会社によると、新幹線の車内に持ち込める荷物のサイズは3辺の合計が160センチメートルまでで、160センチメートル~250センチメートルの大きさの荷物は「特大荷物」に該当し、事前予約が必要になるということです。
250センチメートルを超える大きさの荷物は持ち込めないので注意しましょう。東海道・山陽・九州・西九州新幹線には「特大荷物スペースつき座席」や「特大荷物コーナーつき座席」が設定されている車両があります。
「特大荷物スペースつき座席」を予約すると、指定席車両の最後部座席の後ろスペースを荷物置き場として利用できます。このスペースには、3辺合計250センチメートル以内のサイズの荷物を置くことが可能です。
また「特大荷物コーナーつき座席」は東海道・山陽新幹線の一部に設定されている、デッキ部にある荷物置き場を利用できる座席となっています。
上段と下段に分かれており、上段には3辺の長さが80センチメートル以内×60センチメートル以内×50センチメートル以内、下段には3辺の長さが80センチメートル以内×60センチメートル以内×40センチメートル以内の荷物を置くことが可能です。
特大荷物に該当するサイズの荷物を車内に持ち込む際は、インターネットまたは駅の券売機などで予約する必要があります。特大荷物の持ち込みに追加料金はかかりません。普通車指定席やグリーン車指定席と同じ料金で利用することが可能です。
また、駅の窓口で切符を購入する場合は、係員に特大荷物を持ち込む旨を伝えることで予約できます。満席の場合は前後の列車を予約できるようですが、混雑する可能性もあるので早めに予約しておいた方がいいでしょう。
事前予約により荷物置き場を確保できるため、乗車後は指定された「特大荷物スペース」または「特大荷物コーナー」に荷物を置きましょう。
特大荷物置き場が事前予約制であることを知らない人や、追加料金なく利用できることを知っている人などは、スペースが空いていたら勝手に荷物を置いてもいいと思うことがあるかもしれません。
しかし、東海旅客鉄道株式会社のホームページには「事前予約せず特大荷物をお持ち込みになりますと、持込手数料(1000円・税込)をいただきます」と記載されています。
事前予約をしていれば手数料はかかりませんが、事前予約なく持ち込んだ場合は手数料を支払わなければならなくなるということです。基本的に、特大荷物スペースは空いていても勝手に荷物を置くことはできないと考えた方がいいでしょう。
東海道・山陽・九州・西九州新幹線には、3辺の合計が160センチメートル~250センチメートルの「特大荷物」を置くためのスペースが設置されています。特大荷物を持ち込んだ場合はこの場所に置く必要があり、事前に予約をしておかなければなりません。
もし、予約せず特大荷物スペースに荷物を置いた場合は1000円(税込み)の手数料を支払わなければならなくなるため、注意しましょう。
東海旅客鉄道株式会社東海道・山陽・九州・西九州新幹線への特大荷物のお持ち込みについて
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
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