保育士として熱心に仕事に取り組む原先生。しかし、園長と理事長が住むお寺の雑事や、理事長が出馬する選挙の応援など、明らかに本来の業務の範疇を超えた仕事を押しつけられています。そんな状況に耐えかねた原先生は退職を決意。限界を感じていたのは原先生だけでなく、12人もの先生が年度末で退職する事態に発展します。後日、保護者から相談を受けた役所の職員が園に来訪し、驚きの実情が明らかになっていきますが……。
事態は一刻を争うにも関わらず、大事にしたくない園長はどこか楽観的な様子です。
想像以上に深刻な園の状況に…












園長との話が終わったあと、役所の職員と保育士との個人面談が行われました。
役所の職員は、4月以降の就職再先がまだ決まっていない原先生に退職理由を尋ねます。原先生から語られるのは、保育とはかけ離れた業務の数々……。
加えて理事長からのセクハラにも遭い、相談しても改善される見込みがないことから、原先生は「退職を先延ばしにするつもりはない」と念を押します。
ほかの保育士も同様の退職理由であることから、役所の職員は保育園に潜む問題の根本に気がついたよう。
カバーのしようがないと頭を悩ませるのでした。
園長たちの身勝手な言動によって、本来できるはずの保育ができなくなってしまっている状況に腹が立ってしまいますね。
ついに保育園の実態が外部にも明るみになりましたが、これによって園長や理事長が意識を改め、保育園が少しでもよい方向に変わることを祈ります。
次の話を読む → 著者:マンガ家・イラストレーター たぷりく
【関連記事】
園長「転園してください」保育園の保護者会で爆弾発言!→突然なんで?耳を疑う理由に一同、絶句…「えっ、そんなことまで保育士が…?」仕事熱心な保育士→降りかかった驚きの仕事に呆然。一体何が?「今の状態なら…」保育士が続々と辞める保育園についに役所の職員が!→すると園長がありえない対応を