時代劇初挑戦EXOスホのアクションも必見 「PRODUCE48」出身ホン・イェジとの“人さらい”から始まる宮廷ロマンス<世子が消えた>

「世子が消えた」第2話より/(C) Studio Jidam Co., Ltd

時代劇初挑戦EXOスホのアクションも必見 「PRODUCE48」出身ホン・イェジとの“人さらい”から始まる宮廷ロマンス<世子が消えた>

4月4日(金) 1:00

「世子が消えた」第2話より
【動画】EXOスホのうるわしい世子姿…「世子が消えた」予告

“世子(王位継承者)”のお妃候補のもとにさらわれてきたのは、本物の“世子”だった――間違いから巻き起こる宮廷ロマンス時代劇「世子(セジャ)が消えた」(2024年)が4月7日(月)夜11:00からCS放送「衛星劇場」で放送される。今作が時代劇初挑戦のEXOスホを主演に、オーディション番組「PRODUCE48」出身のホン・イェジ&「PRODUCE X 101」出身のキム・ミンギュというフレッシュなキャストが織りなすサスペンスタッチのロマンス時代劇、その見どころに迫る。

■世子がまさかの“人さらい”に…「世子が消えた」あらすじ

「世子が消えた」は朝鮮時代を舞台に、王宮の秘密を知ってしまい命を狙われる世子イ・ゴン(スホ)と、ひょんなことから彼を救うことになった“世子嬪”候補の娘ミョンユン(ホン・イェジ)の愛と宿命を描くロマンス時代劇。陰謀渦巻く朝廷に仕掛けられたさまざまな罠や玉座を巡る争いに阻まれながらも惹かれ合う2人に、韓国での放送時「まるで韓国版ロミオとジュリエット」の声も上がった作品だ。

世子イ・ゴンは偶然、王室の重大な秘密を知ってしまう。ゴンがその真相を探ろうとした矢先、“人さらい”に遭い、目が覚めると見知らぬ娘の部屋に…。

聞けば、その娘・ミョンユンは“結婚相手に先立たれ未亡人になる”星のもとに生まれたという。だが、世子のお妃候補となったミョンユンが未亡人になるということは、未来の王位継承者が早世することを意味する。そこで厄払いのため、見知らぬ男と一夜限りの形式上の婚姻をさせようと、彼女の父がゴンをさらってきたのだという。世子本人とは思いもよらず…。この出会いをきっかけに、ゴンとミョンユン、そしてゴンの腹違いの弟トソン大君(キム・ミンギュ)も加えた3人の若者の運命の歯車が動き出す。

■EXOスホは時代劇初出演、フレッシュな共演陣にも注目

メインキャスト3名はいずれも若い世代に注目のスターたち。主演を務めるスホは2012年デビューの人気アイドルグループEXOでリーダー&リードボーカルを務めるかたわら、韓国芸術総合学校で演技を学んだ経歴を持ち俳優としても活躍。「ヒップタッチの女王」(2023年)では本音を見せないミステリアスな青年キム・ソヌを演じ、好評を得たばかりだ。今作では、賢く思慮深い世子イ・ゴンを抜群のシンクロ率で演じる。

ゴンと恋に落ちる男勝りなヒロイン・ミョンユンを演じるホン・イェジは、2002年生まれの若手俳優。ガールズグループ・IZ*ONEを生んだオーディション番組「PRODUCE48」にも参加した経歴を持つ。俳優としての活躍は目覚ましく、2024年1月に放送された時代劇ロマンス「王の愛 ウォル~幻想恋歌~」では、パク・ジフンとともに主演。将軍の娘であり家族を殺され復讐に生きる女性ヨン・ウォルを熱演した。

「世子が消えた」第3話より

世子ゴンを慕う腹違いの弟で、ゴンと同じ女性ミョンユンを好きになってしまうトソン大君を演じるのは、「PRODUCE X 101」出身の期待の新進俳優キム・ミンギュ。新人ながら化粧品ブランドの広告モデルに抜擢されるほどの端正なビジュアルで、デビュー作「マンガな彼氏~POP OUT BOY!~」(2020年)でいきなり主演を務め“少女マンガから飛び出してきたイケメンキャラ”を演じた。俳優に広告モデル、バラエティー番組司会まで、マルチな才能を見る注目株だ。

■世子イ・ゴンの身に起こる“ポッサム”って何?

ホットな3人を中心に展開する「世子が消えた」は、“世子が誤ってさらわれる”という奇想天外な展開が面白い。

ゴンを襲った“人さらい”は、朝鮮時代の“ポッサム”という風習によるものだ。“ポッサム”とは、女性の再婚が禁じられていた当時、夫に先立たれた妻を布で“ポッサム(包む)”して連れ去りを偽装し、事実上の再婚を可能にさせた風習のこと。女性に対して行われたこのポッサムが男性、しかも間違いとはいえ世子本人の身に起こる点がユニークだ。

そんなきっかけでゴンとミョンユンは出会い、2人の人生は交わり始める。世子嬪候補になったと聞いて「世子様はどんなお方だろう。かっこよすぎたらどうしよう」と胸をときめかせていたミョンユンだが、実は彼女、貴族の家に生まれながら幼い頃から護衛の者に護身術を習ったため、腕っぷしも強く肝がすわった、男勝りなキャラクター。

対するゴンは、美しい顔面におっとりした雰囲気をまとった高貴なキャラクター。世継ぎの資質を備え、腹違いの弟トソン大君とも強い兄弟愛で結ばれている。闘いを嫌う性分だが、ここぞという時には素手で敵に応戦し、意外な強さを見せることも。時代劇初挑戦のスホがアクションスクールに通い身につけた本格的な時代劇アクションも見どころだ。

■“韓国版ロミオとジュリエット”な悲恋展開も…

宮中で見てはいけないものを見てしまい、誤って“ポッサム”され…と災難続きながらも、美しいミョンユンと出会い、心惹かれるゴン。出会ったばかりの2人が馬で逃げるシーンでは、ミョンユンに「ほかにケガはないですか?」と聞かれたゴンが左胸を押さえながら「心が…」と応える場面も。男勝りなミョンユンと、穏やかでおっとりしたゴン、チャーミングで相性抜群の2人は、次第に特別な絆で結ばれていく。

一方宮廷では、「世子が跡形もなく消えた」と大騒ぎ。“見てはいけないものを見て、知ってはいけないことを知った、生かしてはおけない世子”として、宮廷の陰謀に巻き込まれていくゴンと、彼を守ろうとするミョンユン。やがて抗えない力に阻まれ、2人が引き裂かれる展開も…。コミカルな序盤から一転、後半は“韓国版ロミオとジュリエット”の声も納得の切ない展開が待ち受ける。

宮廷の陰謀、ゴンとミョンユンの関係性の変化に加え、ミョンユンに一目ぼれして加わってくるトソン大君との三角関係の行方もドラマを大きく動かしていく。“世子失踪事件”から始まるスピーディな展開に引き込まれずにいられないドラマチックな時代劇ロマンスだ。

◆文=酒寄美智子
【写真】スホ×ホン・イェジ×キム・ミンギュ出演!「世子が消えた」キービジュアル





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