アニメ『名探偵コナン』のR153話のあらすじと先行カットが到着した。劇場版最新作『名探偵コナン 隻眼の残像』で活躍する大和敢助も登場している。
『名探偵コナン』は、青山剛昌による同名漫画のアニメ化作品。
高校生探偵・工藤新一は、謎の組織の手によって薬物で殺害されかける。命は取り留めたが子供の姿に変身してしまった新一は、正体を隠して江戸川コナンと名乗り、幼馴染の毛利蘭、その父親である探偵・毛利小五郎、少年探偵団たちと協力しながら様々な難事件に挑む。
今回のR153話は、2008年11月3日放送の第516話「風林火山迷宮の鎧武者」のデジタルリマスター版。1時間スペシャルの516話と続く517話が3部作に再構成される。劇場版『名探偵コナン 隻眼の残像』で活躍する大和敢助のアニメ初登場エピソードだ。
コナン、蘭、小五郎は長野県へ。一方、大阪の高校生探偵・服部平次と幼馴染みの遠山和葉も長野を訪れていた。別々の依頼人から関連性があると思われる事件の調査依頼を受けた両者は、武田信玄が好んでいた軍略「風林火山」になぞらえて、事件が起こっていることに気が付く。
<R153話「風林火山陰と雷光の決着(デジタルリマスター)」>
いがみ合う龍尾家と虎田家の人間が、次々と殺害される事件が発生。被害者は、両家の中で武田信玄の埋蔵金探しに参加していたメンバーだった。捜査をしていたコナンと平次は、武田信玄が好んでいた軍略「風林火山」になぞらえて、事件が起こっていることに気が付く。犯人は何故、武田信玄にこだわるのか?残った埋蔵金探しの参加者・繁次と景に注意するよう声をかけるが、その晩、繁次が感電死してしまう。繁次は持っていた釣り竿が電車の架線に触れて感電した後、電車に跳ねられてしまったのだ。竿のケース付近には、他の事件と同様にムカデの死骸が置かれており、コナンや平次は、連続殺人事件と判断する。「火」をイメージさせる感電死により、連続殺人事件は犯人の思惑通りに完成してしまったのか?
この後、線路脇で埋蔵金探しのことを記した手帳が見つかる。手帳は交換日記を兼ねており、六年前に甲斐巡査を誤って殺害してしまい、警察に出頭するか否かで意見を交換する記述があった。射手を選ぶ予選で景を勝たせるため、馬を驚かして甲斐巡査にケガをさせようと計画。しかし馬は予想以上に驚き、崖下に落ちてしまう。手帳の筆跡から四人の人物――今回の事件で殺害された義郎、康司、綾華、そして最後の被害者である繁次が、その計画に参加していたと考えられた。一連の事件は、甲斐巡査の事件を闇に葬るための繁次による犯行だと思われたが……。
>>>『名探偵コナン』R153話の先行カットを全部見る(画像7点)
(C)青山剛昌/小学館・読売テレビ・TMS 1996
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